3月28日、イベント初日。イベント名は「わくわくイベント」だ。なめとんのかと思いつつ、わくわくしてしまう悲しいヲタの自分が居る。そしてわくわくしながら浴衣を着付ける。前回とは違うのにした。
まず抽選。引いた番号は4-9。ひとつ目の番号はバスの号車。次の番号が今日の番号。9番かー。ようわからん。
バスに揺られて40分、ハワイの田舎っぽい場所に急にウォータースライダーが見えた。あれじゃないの?と思ったらやっぱりそうだった。 ハワイアン・ウォーターズ・アドベンチャー・パークという所。
駐車場にバスが2台止まっている。このバスは4台目だから1台目はもう始まってるってことかな… それにしてもあああああやちゃんあやちゃんあがががががが
ヲタと一緒のバスの中では息が詰まると思ったのか、添乗員さんが「外の空気を吸ってきても良いです」とドアを開けた。わらわらと外に出るヲタ達。わたしも出たけれども、やることないし緊張・興奮するのでバスの中に戻った。そしてヲタ観察をすることにした。単独参加のヲタが外に出て何をするでもなく立ちつくすさま。カップル参加者がたのしそうにお喋りするさま。人生色々だ。なんてことを思っても一向に緊張は解れずに、ただお腹痛い お腹痛い と思いながら時間が過ぎていく。
添乗員さんが口を開いた。「そろそろですので並んで下さい」 来たー!!!
ぞろぞろパーク内に入る。思いっきり従業員口から入る。従業員用の入り口に、シャツをパンツの中にしっかり入れた写真が数枚に「Are you 100% in?」と書かれた張り紙が貼ってあった。そんなこと言われなくてもしっかりズボンの中に入っているヲタがたくさん居る。
おそらくここで写真撮ってるんだろうな、という場所の手前で足止め。一旦ドア、というか仕切りが閉められる。順番待ち。
列が動いて中に入る。中はバーベキュー場みたいになっている。
芝生の広場を挟んで4棟くらいずつ大規模ほっ立て小屋が並んでいる。それぞれの小屋にはハワイ諸島の島々の名前が。入った所から一番近い小屋に、アロハロ調の布で囲まれたスペースが。あそこに亜弥ちゃんがいるんだ…!近づくと亜弥ちゃんの声が聞こえてくる。興奮する。
赤い★の所でヲタが待たされる。雑でごめんなさいね。(後からこの場の写真撮影可能だったので、きっとどこかに写真が落ちてますよ ←カメラ持ってこなかった人)カメラは今回デジタルで、となりのPCに転送されてるみたいだった。スタッフはカメラマン、マネージャーさん、メイクさんの他数人で、前回よりアットホームな雰囲気だった。
近くで見る亜弥ちゃんはすっごくすっごくすっごく可愛く、キラキラしてる。ひとりひとりの目を見て話す。ちゃんとおじぎする。可愛い。完璧。あやや完璧。にこにこしちゃう。私の番がやってくる!ああああああややがこっちを見て笑っている!でもいざとなると落ち着き、普通に話せそうな私がいた。
「こここんにちはー」
「こんにちは!」
あああああややとあいさつだ
「前回も浴衣で来たんですー」
「すごーい 自分で着るんですよね?」
亜弥ちゃんに言われて はて? と思った。何で知ってるんだろう、と。そしてすぐ思い出した。前回は緊張のあまり忘れて居たけれど、前回の撮影の時わたし亜弥ちゃんに「自分で着るんですか?」って聞かれたわそう言えば。亜弥ちゃんすげえ!覚えてくれてる!
「そそそそうです!」
「よしっ 覚えてる覚えてる」
ちっちゃくガッツポーズをする亜弥ちゃん。かわいい。
「すごい亜弥ちゃん。天才。」
テンパって褒めちぎる私
亜弥ちゃんがわたし(というか浴衣)を見てる。あー。すてき。浴衣についてちょっとおしゃべりして、撮影する。
「どんなポーズがいいですか?」
「腕組んでもらってもいいですか!」
「いいですよー」
腕を組もうとするけれども、袖が邪魔でうまく組めない。この時が永遠に続けばいいのに… 永遠にあややと袖が邪魔でうまく腕が組めなくて困っていたいよ…
亜弥ちゃんが浴衣の袖をやさしく触る。
「汚しちゃわないように…」
「全然だいじょうぶですよ!!!!」
亜弥ちゃんに汚されるなんて素晴らしすぎる。むしろガンガン汚して、化粧の一つや二つこすりつけて良いくらい。そしたら私は浴衣を額に入れて飾ろう。
で、撮ってもらった。亜弥ちゃんはわたしと するり という感じで腕を組んだ。亜弥ちゃんの腕はあたたかく、やわらかだった。亜弥ちゃんが空いている手をグーにして親指を立てたので、わたしも同じにした。
撮り終わって亜弥ちゃんの腕が離れる。
「ありがとうございました!あしたもよろしくおねがいしますー」
「こちらこそー。」
亜弥ちゃんの返事は落ち着いていて可愛い。しかし言った直後に今日はまだイベントがある事に気づく。
亜弥ちゃんこっちに寄ってくれてる。去年は私が押せ押せですげえウザい子だったのに、亜弥ちゃん…!
ちなみに去年。思ったより寄ってなかった。でもなんかこう、亜弥ちゃんに近づきたい感が出ておりますでしょ。
撮り終わって外に出ると、あまりの緊張でへたりこんでしまった。スタッフのみなさんは「大丈夫ですか」と心配してくれた。「椅子に座ってていいですよ」とか声をかけてくれたりとか、とにかく優しい。なんでしょうか こんな私がこんな扱いを受けて良いのでしょうか と思うほど優しい。しかもへたりこんでいたら、パークのスタッフの人が「ダイジョウブデスカー」とお水を持ってきてくれた。亜弥ちゃんかわいいしスタッフの皆さんやさしいし、おいおいハワイって最高じゃねーか。
写真撮影成功を祈願して成田で買い込んでたグッズが功を奏したようで、写真撮影時はお肌のコンディションも良かった。女ヲタの執念すげえ。
ようやく自分を取り戻し、ガクガクしながら添乗員さんに連れられてほっ立て小屋の座席に向かう。4-9、は席の番号だった。小屋の一番外側に設置されたテーブル。中央の広場寄りに座る。これはけっこう良い席なんじゃないですか…!?
しばらくして、ごはんを取りに行って下さいと案内。またバイキング。サラダ、フルーツ、白米、チリビーンズ、チキン、ビーフ、ホットドッグが置いてある。とりあえず全部お皿に載せた。飲み物は全部炭酸、飲み放題。座席に戻るけど、ハエがたくさん飛んでいてごはんを狙っている。屋外は大変だなぁ。
ごはんを食べていると友人組が見えた。走っていって近づき、「なんでもあり」で「やりたい放題」の2ショット撮影である旨を伝える。みんな興奮している。がんばってください。
しばらくするとみんなが帰ってきた。みんなそれぞれに私のすごい方法で亜弥ちゃんと接してきた。すごい。みんなすごい。
ちょっとの自由時間。遊びながらふと目をやると、亜弥ちゃんがふつーに帰っていくのが見えた。ええええ!?写真を撮るスペースから、歩いて戻る亜弥ちゃん。さっき私達が待たされた道へ戻っていく。なんだこれ…。
しばらくして、ヲタが席に着かされる。で、亜弥ちゃん登場。ステージに向かって歩いてくる。トップアイドル松浦亜弥がこっちに歩いてくる。そして私の目の前を通った。にこにこ、きらきらしていた。
その時、嬉しかったんだけど、すごく嬉しかったんだけど、あんなにもすごい歌を聴かせてくれる、テレビの中やステージの上にいる彼女がこうやって同じフィールドに居る事がすこし悲しくなった。悲しいとは違うのかなぁ。とにかく、なんか変な、ネガティブな気持ちになった。単に亜弥ちゃんがファンとの距離を近づけようとしているのか、大人の意図が動いているのかわからないけれど、フライデー後数回行われたファンへの謝罪とか、「見捨てないで下さい」発言とか、そういうことを一気に思い出した。亜弥ちゃんのしたことは悪い事ではないけれど、その影響の大きさとかを考えた。
亜弥ちゃんはもっと堂々としていて良いと思う。私は近づきたいと思うけれども、亜弥ちゃんは私達に近づきすぎていいの?彼女が悲しい思いや、嫌な思いをしないと良い。彼女の身の回りで起こる全ての事が楽しく、明るいものであってほしい。そんなのは不可能なんだけれども。
まあそんなで、亜弥ちゃんがステージにやってきた。
こんな感じの服を着てました。
ステージ前の芝生にテープで枠が作ってある。バスの号車ごとにそこに並ぶ、っていうことでくじ引きタイム。亜弥ちゃんがくじを引き、並ばされるヲタ。うちのバスは右から2列目でした。場所に着くと、偶然にもお友達が真横!すごい。盛り上がる。
並ばされて最初の企画は「○×クイズ」。ハワイに関するクイズ!ってことで知るかそんなもん!という空気が流れるけれど、なんか知らんがヲタはくわしく、正解者多数。質問なんて別に読みたくないと思うのですが、まあ皆さんやってみてくださいよ。覚えてる限りの質問羅列。
・ハワイではマッサージの事をロミロミと言う
・フラダンスは元々男性の踊りだった
・ハワイでは魚から作った醤油のことをニョクマムと言う
・ムームーは、移住したアメリカ人が暑いからっつって袖を切っちゃったのがはじまり
・マカダミアナッツはオーストラリアからハワイに持ち込まれた
・ハワイの言葉で男性の事を○○と言う(思い出せない)
・タロイモで作った○○のことをポイと言う(思い出せないパート2)
書いといて答え書きません。忘れたからです。あと、完全じゃありません。
優勝者は柔道着を着た男性。おい!おいしいな!羨ましい!そして商品は「初の試み」である「あややからのおやすみコール」だーー!!!彼は21時にお部屋に居るよう伝えられる。彼のお部屋に亜弥ちゃんからの電話がかかってくることに…! あががががががががががが!
はーい気を取り直してね。次は質問コーナーですよー。質問は箱の中。亜弥ちゃんががさごそして、質問に答えます。全部覚えてないけど書けるだけ。
・「a」を撮影した場所はどんな所でした?
ーハワイみたいな所。荷物が飛行機のクーラーか何かの下になってたみたいで、冷たかった。蓋を開けたらシャツが凍ってた。今回ハワイに来る時は荷物をつめてマネージャーさんが持っていってくれたんだけれども、忘れたものがあって手で持っていった。何だと思う? こーういうやつ。(両手をグーにして並べてくっつけて、力を入れながら前に押し出す様子)アブスライダー。ハワイって油っぽいものが多いから、あれを持ってきて50回くらいやろうと思います。
・亜弥、という名前の由来は?
ー(あんまり覚えてないのですが)うちのパパとママ、こっち系(バイクのエンジンをかける様子)だったでしょ?だからどうしても「亜」っていう字を使いたかったみたいで。「あやや、と呼ばれる前はなんと呼ばれてましたか?」ですか。平家のみっちゃんとか、りんねさんとかには「まちゅーら!」とか「まっつー」なんて呼ばれてましたね。
・水着を買いたいんですけど、亜弥ちゃんおすすめの水着はなんですか?
ー(ほぼ速答で)こういうねー、(指で形をつくりながら)三角ビキニ!だめですか?だめ?(ここでヲタが「亜弥ちゃんどんなの着てるのー!(←あややが、イベント会場がプールだから入りたかったけど風が強すぎるからやめた、という話を受けての突っ込み)」と突っ込んだけれどもスルー。聞こえなかったっぽい)あと色はー、緑。最近緑が好きなんです。こんな感じでいいですか?
↑わたしも水着買おうと思って、三角ビキニじゃないけど緑色ばっかり見てたのでなんか猛烈にうれしかった。あと他にもあったかもしれないけど忘れちゃった。ごめんなさいね。
質問コーナーで前半は終了。自由時間を挟んで後半イベントへ。自由時間は長かったので、浴衣を脱いでプールで泳ぐ事にした。
でも準備とかなーんにも持ってきて無いので、とりあえずお店へ行くことにした。亜弥ちゃんが緑の三角、って言ったから探した。でも無かったので、とりあえず三角ビキニを買った。あと、バスタオル。パークオリジナルの、でっかいバスタオルだった。日本とサイズが違うなぁ。お友達とシャワー室で着替え。今思ったんだけどさー、あの時「あーれー」って帯ほどきごっこするべきだったよね!失敗だね!>kumiさん
水着に着替えた。三角ビキニを着たら意外と自分の身体が貧相だった。ブラジャーって凄いんだな。知らなかったよ。そして三角ビキニを着ていてもあの破壊力を持つ亜弥ちゃんの身体はどうなってるんだ、と思った。寄せたり上げたりする必要が全くない。つうかしちゃだめだ!しちゃだめだよ!!
着替えて、水に慣れよう!と波のプールに行ったんだけれど水冷たい。冷たすぎる。心臓麻痺で死ぬんじゃないか。でも勇気を出して浴びてみるとなんとかなった。ヲタ3人で水かけてはしゃぎあって、私達普通にハワイに来たみたい!(だから違うんだけれどもね) その後、ワイアナエコースターと言うので遊んだ。おもしろいいいいいいいい 水遊び最高。その後クリフハンガーと言うので遊んだ。リンク先はちょっと写真が違うかなぁ。うちらが乗ったのは3段階になってるやつ(傾斜の途中で水平部がある)だった。なんかハロモニで紹介されたことがあるらしいです。(ハロモニは時々見る程度だからよくわかんないよ!)最初怖くて、3人で同時スタートなのに2人を見送って最後にスタートしたんだけど楽しい!すっげ楽しい!1回目と2回目の水平部は普通に滑るんだけど3回目は何か浮くの!俺、飛んでる!って思うのよ!!たのしー。おもわず2回すべる。待ち時間に滑ったのがヲタで、「あややーー!!あーややー!」って絶叫したので私も真似した。でも1回しか言えなかった。たのしー。そこで時間切れ。着替えなきゃいけない。浴衣に着替えるのはちょっと大変なので、もうワンピース買う事にした。わたしは地黒で顔が濃い方なので、現地の女性みたいになった。(と思う)