早起きして、「ロード・オブ・ザ・リング　二つの塔」吹替版を見てきた。何故普段は起きられないのに、こーゆー時はバッチリと目が覚めるのだろーか。謎。
　そしてもちろん、チェーンに通した指輪を下げてったのは、ゆーまでもなし。昨日届いたのだ。これはもう、着けて見に行けと言う、天からのお達しに間違い無しって事で。

　しかし、早起きして見に行ったかいがあったとゆーか何とゆーか。スクリーンがえっれえちっちゃかった事を除けば、満足。やはり吹き替えの方が違和感が無いっつーか、セリフがほぼ原作通り。だからね、指輪は「いとしいひと」じゃなくて「いとしいしと」なのね。やっぱり、訳者のチェックが入ると違うぜ。

　今回は、ガンダルフ主役の回だったよなー。冒頭からいきなり対バルログバトル。元気元気。ヘルム峡谷では、味方の大ピンチに後光しょって登場しちゃうし。ウルク＝ハイばったばったとなぎ倒しちゃうし。活躍しすぎっす。さすが影の主役。（ちなみに、真の主役はゴラム（断定）。）
　後はギムリね。今回、シリアスにならざるを得ない人達ばっかりで、唯一息抜き提供係になれるの彼だけだったもんなー。しかし、あの見るからに重そーなギムリを片手でぶん投げられるアラゴルン、見た目に反して筋肉ムキムキ？

　しかし、第３部どうなるんだろう。ってゆーか、あんな所で切っちゃって、まだやってない場面多過ぎじゃん。ピピンの石覗きとか、エオウィンとメリーのナズグル退治とか。アラゴルンの、身の証し立てやデネソールご乱心もあるし、ファラミアとエオウィンのロマンスもはぶけねーよなー。サルーマンの始末はどうつけるんだ。このままでは、ホビット庄の騒動まで入らんぞ。
　フロドとサムとゴラム一行にしたって、この後シェロブ奥方に捕まって、フロドが死んだと思いこんだサムが指輪預かったり、フロドが生きてると知って助けにいったり、脱出したり滅びの山行ったり、やってないこと山ほどあるんだけどー。
　どうするんだ監督。……もう撮っちゃってるから、公開を待つしかないんだけどさー。
　ああ、来年まで、また気をもむのだな……。

新瀬