わしが、「両親と血が繋がってるなー」と実感する時。

　母の場合は肌。色とか質とかほくろの出方とか染みの付き方とか、「そこまで似なくていいのにー」と思うくらい似てたりする。
　今ちょっと怖いのは、母の敏感肌が年と共に進んでいること。何処の化粧水・乳液も合わなくなってしまって、今使っているのはワセリンそのものだ。さらに入浴剤も駄目なのだ。肌にピリピリきて赤くなっちゃうんだって。もし、そこまで似ちゃったら、バスタイムの楽しみが１つ減ってしまう〜(T.T)
　てゆーか、どうやら某メーカーの入浴剤が、あんまりわしの肌に合わないことが判明。このメーカーのだけなら良いんだけど、これを引き金にどんどん他のもダメになってっちゃったらどうすんべ〜。
　かーちゃん、わし、どうせなら、そのお片づけ能力を引き継ぎたかったよ……。

　そして父の場合。ものの見事に、内面がそっくし。普段はそんなに感じないんだけど、何かの折りに「うわ親子」と思う。
　先日も、ふと母が「あんたもお父さんも、どんなに寝坊して遅刻しそうになってても、朝ご飯だけはちゃんと食べてったわよねー」と、言った。うん。その通り。父に確認はしてないが、たぶん理由も同じだろう。
　そうか……お腹が空くと、空き具合に比例してどんっどん、悲しくなってってしまう性格というか体質というか精神状態って、とーちゃん譲りだったのか。
　似て良かったんだか悪かったんだか。

新瀬