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ぼちぼち近況報告。
御堂しのぶ



 東北2日目・仙台〜山形

<8月2日AM8時、出発>
この健康ランドは、安いしそこそこの施設だったのですが、いかんせんただの床にザコ寝では・・・・; 体ガタガタな目覚め。しかし今日もまた「夜中に寝言聞こえたよ」と言われました・・・・何なんだよ就寝中の私!(怒)


<鎌先温泉、白石温泉>
仙台の街を出て、とりあえず「ご当地キティ探し」。宮城県キティをまだ未入手だったので、とりあえず山形県との県境にある白石温泉郷を目指しました。そこに道の駅があったので、まずそこにあるだろうと。無いとしても温泉街ならみやげ屋くらいあるだろうと。
・・・・・無い。どこにも無いよ・・・・。

しかも鎌先温泉にいたっては、マジ秘境!!こんなとこにどうしてムリに宿を作ってるの!?山の急斜面になぜ宿が!?駐車場もその斜面上のいきどまりに!?(Uターン不可みたいな)あまりの秘境っぷりにただガクガク震える私でした。都会からこういうのを求めてやってくる人にはたまらん光景なのでしょうが、田舎&山が生まれた頃から見飽きるほどそばにあった田舎モンには辛い光景でした。他人事じゃないっつうか(笑)

キティが見つからず、あせる我々。だって、ここは宮城の南端。このままではすぐに福島に突入してしまいます。仙台まで戻るのはかなりキツイ・・・・。泣きそうになりながら白石温泉郷へ。ここは少し大きな温泉街、に見えましたが、近寄ってみるとやはり田舎ののんび〜りした雰囲気。宿はあってもみやげ店はありません。これはヤバイ!ここでみつけなければ・・・・!との覚悟のもと、ある中堅の温泉ホテルへ突撃。フロントのお姉さんが笑顔で「ご入浴でしょうか?ご宿泊でしょうか?」と尋ねるなか、「いえ・・・みやげ屋を見せてください・・・」と、ちょっぴり不審な二人。フロント横の小さなみやげコーナーで目を皿のようにして・・・・ついに発見!!
宮城は「こけしキティ」でしたー! つーか筒の上に頭乗ってるだけやし!キティに人権は無いのか!(ネコやし)いいのかお前はそれでよぉ!(キティに説教)
ついでに、初めて見たので「温泉ピンポンキティ」もゲット。ゆかた姿で卓球をやっている姿のキティです。卓球好きの私のハートにクリーンヒット。
残念ながら、ウワサに聞いていた「仙台限定・伊達政宗キティ」が手に入らなかったのですが、もうあきらめるしかありません。振り返るな後ろを!前に進むのみ!(なんでこんなにギリギリの旅をしているのだろう・・・)


<昼すぎ・福島市到着>
福島はネットで知り合った大好きな人(プライバシーのため伏せます)の住む街。それだけで何だか特別にステキな街のような気がしてしまいますね!

去年の夏コミ帰りに、福島駅に降りて20分だけ買い物をしたのですが、そのときには「ちょっと昔風な駅前商店街だなあ・・・」と思うにとどまったわけです。今回、車で福島市に入ったとたん「わー!福島市ってかなり大きい街だったんだー!」と失礼にもビックリしてしまいました(笑)。

さて先程、県の終わりに見つからなくて見つからなくて苦労した、そのことをいかして教訓を得ました。「ご当地キティ探しは、県に入ったらすぐやるべし」

私としては東北6県の中で一番思い入れのある街が福島市だったため、それを理由に友人に頼みました。「福島駅のおみやげ屋さんに行こうよう」
駅の裏側のイトーヨーカドー駐車場に車を止めていざ福島駅へ。
しかし・・・・・「去年見た駅はこんなんじゃない!!どうして!!??」
知人には「しのぶちゃんが、去年福島駅だと思って単に違う駅で降りたんだべさ(北海道弁)」と冷笑される始末。私の脳内はプチパニック(笑)

入場券を買って改札を抜けてみて真相がわかりました。さっきのは新幹線の駅だったのかあ〜!(いなかっぺ)

見覚えのある駅の風景になごみながら、軽くお昼ごはんになるものを買い込むことに。今日のメインは喜多方ラーメン!と決めてたので、それまでのつなぎです。私は桃のブッセ1個を買いました(福島といえば桃)
その後、駅内のおみやげ屋をいろいろうろついてついに見つけました。
福島限定キティは「赤べこ」! 赤べこの着ぐるみを来たキティです。黒べこと金べこもありましたが、買ったのは赤べこだけ。

さて、残念ながらやっぱり福島でゆっくりしている時間はありません。本日も福島市滞在時間は40分ほど。しかし、さっき140円の入場券を買って駅構内を渡って逆出口に来てしまった我々。
「また140円払うのもシャクだし、そこの陸橋渡ってあっちに渡ろうよ!東北来てから車に乗りっぱなしで、クーラーきかせっぱなしだから、ちょっと生身で暑さを体験したいし!」「今日は32度だって−。昨日までは36度だったらしいのに・・・北海道では絶対体験できないから、ちょっと体験したかったね(^^)」
・・・・・・・・・スミマセン、暑さというものを甘く見てました(反省)
陸橋を歩いて3分、友人が「なんかもうろうとしてきた、熱中症になりそう・・」というので「なに言ってるの!まだ3分じゃん(失笑)」と馬鹿にして笑っていましたが、その1分後、思考回路がヒートして首から上が自分のものじゃなくなりながら足だけで歩いている自分に気づき「・・・ハッ!今死後の世界を歩いているみたいだった!自分が自分じゃないみたい・・・吐きそうかも・・・;」

32度の中、5分もいられないことが判明しました。36度を体験したい〜なんて今後軽々しく口にしないでおこうと誓いました(笑)
本州の人は大変だなあ・・・・


<郡山市通過>
「郡山市に行きたい」と友人が言うので、一路郡山市へ。
さて、郡山市に突入しましたが、国道と市街地は離れている様子。車から見える景色としては、田園風景の奥の方に蜃気楼のように見える建物たち。
「どうする?駅前の様子とか街の規模とか見てくる?」と私が聞くと、「いや、郡山市に入ったことは入ったみたいだからいい」
・・・・ハァ?
・・・・またもや彼女の無意味な欲求によって、ただ郡山市のはじっこの田舎ロードを走るだけになってしまいました(笑)。一瞬で終わる郡山市。このためだけに遠回りをさせられているわけなので、運転者の私としては「何か意味のある遠回りにしてくれよう!」と心の中で歯噛み(笑)。でもはじめはいわき市にまでそんな理由で行こうとしてたらしい・・・のを思いとどまってくれたので助かった。フー。(いわきは福島の南端〜)


<猪苗代湖通過>
次の目的地は会津若松だったので、猪苗代湖のそばをただ通過。猪苗代湖って名前は聞いたことがあったけど、福島県だったとはよく知りませんでした。


<会津若松市到着>
会津若松といえば、白虎隊。といっても我々の旅なので、名所などはまったく見てません(トホホ)
でも街並みがすごく由緒のあるたたずまいでしたね。道が狭すぎます。家屋も本気で年代物が目立ちます。すごいね歴史のある街は!
とりあえず、なんとなく鶴ヶ城のふもとにあったみやげ屋に入ることに。


(注:この写真は看板を撮っただけです。肝心のお店は私の背中側です。(またかよ))

おおっ!
会津限定「白虎隊キティ」ゲットー!(キティが白虎隊のコスプレ)
それぞれの県には、「その県ならではのキティ」と、「その県の中で有名な街のキティ」があるんですね。

しかも。
本格的なみやげ屋だけあっていろいろなキティがあることあること。
「尾瀬限定キティ(ミズバショウ(?)の花の中で眠っているキティ)」も買いました。
さらにちょっとズルかもだけど、後で苦しむよりは・・・!と思ってつい買ってしまった、
「山形限定・さくらんぼキティ(さくらんぼの実の部分が小さなキティに。2体組)」
「青森限定・りんごっこキティ(ほっかむりをしてりんごの入ったかごを持っている「りんごほっぺ」をしたりんご娘コスプレキティ)←これはマジで可愛い」
ついでに「奥の細道キティ(松尾芭蕉コスプレ)」も買ったのですが、これはどこの県限定なのでしょう・・・・?

まあ、山形と青森をここで手に入れたことによって、今後の旅へのプレッシャーがかなり少なくなりました(笑)


<喜多方市到着>
もう5時です。朝からブッセ1個しか食べてません。早く喜多方ラーメン食いてえよう・・・・
と思いきや、確かにラーメン屋はたくさんあるけどどこに入っていいかわからない! あれでもないこれでもない、と思っているうちに、町の中心部ではちょうどお祭り。おみこしで交通規制があったりでもう大変。町の中をフラフラ迷っているうちに2時間がたってしまいました。腹は減っているし、疲れたしで車内にはイライラムード(苦笑)
もうどこでもいいやー! と、目についたラーメン屋に飛び込みました。
切羽詰っていたので写真は撮ってません(笑)
国道ぞいのお店で「大喜」とかいう名前だったかな・・? 新築っぽいキレイな建物でした。


「しょうゆラーメン&半チャーハンセット」700円か750円だったような。
ボリュームがあるのに安いよ!
味は、魚のだしがきいている感じのスープに太めの麺でした。


さて、おなかはいっぱいになりましたが。

実は「例の証拠写真」がどうしても撮れなくって。また喜多方市の中心部へ戻ることに。これも結局は撮れましたが、キティと同じく「県に入ったらすぐに撮影ポイントを探そう」という教訓をえました。結局喜多方市には4時間以上滞在・・・・とはいえ車に乗っていたのが3時間半(オエ)


<山形県突入>
喜多方市を出たら、すぐに山形県でした。
もうまわりも暗くなり、米沢市〜南陽市〜とどんどん北上。
夜9時前には山形市に入りました。
昨夜の仙台の夜のまぶしさにうっとりした我々は「山形の夜はどんな感じ?」とワクワクしながら駅前へ。
・・・・・ちょっぴりさびしい駅前でした(^^;) 
とはいえ、そんなにひどく小さいわけではなく、ちゃんと街っぽかったんですけどー。仙台を前の夜に見たばかりなのでつい無意識に比べてしまいましたゴメンナサイ。

2日目のおやどは山形健康ランド、「ラッキー」。
泊まりで2500円くらいだったかな?

でも風呂とかがすごくキレイで、寝る部屋も私の好きな簡易ベッド風マット(?)! ポイント高いです。もしまた山形に来ることがあれば、泊まりに行きます!(山形市の思い出は健康ランドだけ・・・;市民の皆さんには申し訳ナイ)


ちなみに2日目はこれだけ走りました。


2002年08月02日(金)
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