雑記乱文
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2003年03月10日(月) 悩み多き者よ

朝の天気予報では寒くなると言っていたので、かなり覚悟していたけど、思ったより暖かかったような気がした。お昼くらいに外に出たときもポカポカとまではいかないまでも寒いと感じるような事はなかった。
桜の開花予想が26日と出たらしいが、いよいよ春到来!
また一つ年を拾ってしまうのね・・・。

「日本フォーク私的大全」なぎら健壱著を読み始める。
元々、好きなジャンのフォークソング関連の本なのでかなり夢中になってしまい、電車の中は勿論、歩いている時も読んでしまう始末。危ないったらありゃしない。
多分、明日には読み終わるかな。
と帰宅してみると部屋の片隅にポツ〜ンとギターが置いてあった。
そういえば最近抱いて(弾いて)あげていない。
指先のカチカチも今では柔らかくなってしまっている。
中一の頃に長渕剛の虜になりってもう17年。
不思議とコピーをしようとか俺も剛みたいな歌を歌ってやるぞぉ!と言う気がまったく起きなかった。高校に入ってバンドをしている友達が周りに居ても、あの当時の僕はただ聴くということ以外に音楽を捕らえる事が無かった。大学に入って長渕剛だけでなくフォークソングそのものに興味を持ってもその姿勢は変わらなかった。
ただ一度もギターを弾いてみたいと思った事が無かったと思う。
そんな僕がギターを買ったのは大学を卒業して就職したからしばらく経った頃。深夜2時起床、3時30分から仕事し始めて夕方は6時まで、帰って夕飯を食べて10時前にはベットに入る生活をしてた僕は「このままこんな生活をしていたら自分は腐ってしまう」と本気で思っていた。そして、会社の先輩達を見る度に具体化された自分の将来の在るであろう姿を想像してしまう事も僕を不安にさせた。でも、その先輩達が惨めに見えたかと言うと決してそうではなく、僕は尊敬さえしていた。
で、何か始めようと思って思い浮かんだものがギターだった。
何故ギターだったのだろうかと今も思い返してみたが、分からない。
どっかで弾きたい願望があったのかな?
さっそく翌日帰りがけに初心者セット¥19800−を購入して、練習し始めた。課題曲は長淵剛の「とんぼ」
あんなスケジュールで動いていた僕が練習時間を取ろうとすると睡眠時間を削るしかなかった。4月中旬から8月の一学期終わりまで僕は2時間の睡眠で乗り切った。今から約6年前ではあるがよく倒れずに働けてたと思う、しかし、身体は悲鳴を上げていたのか体重が15kg減していた。ま、結局その仕事も8月いっぱいで辞めてしまったけども・・・。
ここから放浪(そんな大層なもんじゃないけど)が始まる。
そんなこんなで始めたギターがだ、今全く弾こうとしないのは何故?
自分の今の現状に満足しているから?満足はしていないけど、それに対する感情さえも何ら持たなくなってしまっている?知らない間に腐りきってしまった?
今の時間は流石に近所迷惑なので弾けないが明日早く帰ったら久々に「とんぼ」を弾いてみよう。
何かが見えてくるかもしれないし。

朝:天玉うどん

昼:チキンのスパイシーソース定食

夜:八宝菜
  生野菜

間:たこ焼き(余計なもの)

歩:9255歩
  5.5km







たつき |MAIL

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