首筋 - 2002年04月18日(木) 昨夜のキリンカップ・サッカー。 何が一番気になったかといえば、西澤の首筋だろう。 サッカーファンならご存知だろうと思うが、西澤選手、ユニフォームの衿を立てて着るのがトレードマークだったのだ。 しかし、今回の日本代表のユニフォームは衿がない。 代表選考を間近に控えて、かなり気合いの入ったプレーも見せていたと思うが、衿のない西澤選手は、隙間風でも吹いているかのような風情で、どこか物足りない感じがしてしまうのだった。 個人的に、男の人の年齢が一番ハッキリ顕れるのは首筋だと思っている。 何故なら、私に「男の歳は首」ということを教えてくれた人物がいるからである。 そして、そいつがさっきやってきた。 私と同じように、寝る前にコーヒーを飲みながらサッカーの話で盛りあがれるヤツである。 今夜も、メキシコの田舎のサッカー事情やら、今回カメルーンがキャンプをする中津江村の話で盛りあがっていた。 メキシコの出張先でプレゼントされたという「メキシコ代表」の緑色のユニフォームをパジャマがわりに着て、ちょっと自慢・・という顔をしているヤツは、中学生の時とあまり変っていないように見えるけれど、コーヒーを飲むために傾けた首筋は、まぎれもなくオヤヂの貌を呈している。 メキシコ代表のユニフォームも「衿なし」だったのだ。 弟よ、お互いもう首筋は曝せない歳になったってことだね。 ...
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