忘れ物 - 2001年12月25日(火) ここしばらく、週に一度、ネットで碁の指導をしてもらっている。 親子ともども、もう何年もお世話になっている師匠と、気の置けない仲間と、チャットでおしゃべりをしながらの楽しいひとときである。 ちょっと前になるが、娘が沖縄へ修学旅行に行く前の夜のこと、チャットでこんなやりとりがあった。 (記憶を元に再現しているので、若干アレンジしてます) ・・・・・・・ びーち : びー子は明日から沖縄に修学旅行なんだよ〜 Aさん : あれ? ハワイじゃないの? びーち : テロのせいで沖縄に変更。今、荷造り終わったって言ってる<びー子 Bさん : びー子ちゃん、忘れ物ないか〜? N師匠 : パラシュート持ったか〜?>びー子 びーち : ワキ毛も抜いたし大丈夫! だって。(爆) N師匠 : ワキ毛とパラシュートとどっちが大事だ!(笑>びー子 ・・・・・・・ その後、修学旅行からも無事帰還して数日が経ったある日の親子の会話。 「で、結局どっちが大事なんだろうね〜?」 「何が?」 「ワキ毛とパラシュート」 「たしかになぁ、どっちも重要だよねぇ。いざパラシュートで降りるって時に、ワキ毛のお手入れを忘れてると危険かもしれない」 「え〜、何で〜?」 「降下するときに、こう、ギュッとワキをしめる姿勢で飛び降りるとなると、落下速度が速くなるんでないの?」 「あ、そうかもね〜、あれは鳥みたいに手を広げて飛び降りるもんね〜」 「それだよ、それ。白木屋の火事と同じさ」 「シロキヤって何?」 「それはね、昔、日本橋の白木屋っていうデパートで火事があってさ、当時の女の人は着物でノーパンだったからね・・・」 「あ、知ってる〜、それ。日本のおパンツ普及の原点だっけ?」 「飛び降りろ〜!って言われても、飛び降りられなくて、いっぱい焼け死んじゃったんだよね〜」 「・・・ところでさぁ」 「ん?」 「フツー、ノースリーブとか水着を着てパラシュートで降りないんじゃない?」 「あ、そっか」 「おパンツの起源も関係ないじゃん」 「あはは〜、そりゃそうだ、よかった、よかった」 ・・・・・・・ って、何がよかったのだろうか? いまだにどっちが大事か、という問題には結論が出ていない。 ・・・・・・・ その後のその後。 「おかーさん、バカじゃない、結論出てるじゃない」 「んん?」 「だ・か・ら、パラシュートでOKなんだってば!」 「なるほど〜」 クリスマスの夜に、こんなことで感心していてどうする。 ...
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