ふと思い出した人がいる。 きゅべが10代の頃、佐○急便で一緒に働いていたFくんのことだ。
Fはきゅべの1つ年上だが、きゅべはこのとき、年齢を偽って働いていたので、彼は 今でも同い年だと思っているはず(笑) 彼はいわゆるジャニーズ系の顔をしてて、実際にジャニーズにスカウトされるほどの美形で 2人してディスコに繰り出してはナンパばっかりしてました(^-^;)
そんなモテモテ美少年のFくんですが、実は彼はとても凶悪な人間なのです。 きゅべと知り合う2年ぐらい前には、自販機荒らしで鑑別所に入っていたそうです。 まあ、そんなだから家に居ても居場所がないらしく、よくきゅべのアパートに遊びにきては 「今日泊まっていい?」と言って、週に2〜3回は泊まっていたのです(笑)
結局はそういういい加減な人間だから、しばらくすると仕事を辞めてきゅべの部屋に 居候するようになり「しょうがね〜な〜」と思いつつも彼を住まわせていました。 無職の彼に当然収入は無く、きゅべの収入だけで彼を食わせなければなりません。 そんな理不尽にきゅべが耐えられるわけもなく、次第にイライラしてきて彼とは 口利かないで過ごす毎日だったのです。 そんなきゅべの態度を察したのか、ある日Fがきゅべに3万円を渡しました。
きゅ「どうしたの?この金、、、まさかまた自販機、、、」 F「違うよ、、その先の駐車場で財布置きっぱなしの車があったからさ〜」 きゅ「へ?ドア開いてたの?」 F「いや、そこにあったドラーバー借りてね、、ト○タの車はこじ開けやすいんだ」 きゅ「・・・・・・・・(-_-;)」 F「世話になってるから足しにしてよ」 きゅ「・・・・バカヤロー!さっさと返して来い!そんで出て行け!」
Fくんは悲しそうな顔をして出て行きました。 その後しばらく音沙汰なかったのですが、ある日「ピンポ〜ン」 部屋のチャイムが鳴り、ドアを開けるとF君が立っていました、、、、、
※次回に続く
|