「男は、門の外に7人の敵がいる」 ってコトバがある。
え?!じゃあ、女の子には敵いないの?!
……今、読んでる人、ELのことばかだと思ったでしょう。 ちーがーうーもーん。 昔の日本の考え方で、 「女は家を守るもの」 「男は外で戦うもの」 っていう考え方があって、そーゆー意味だってことも、 もともと日本人が狩猟民族だった頃、 肉体的適性から、男女で仕事がかっきり分かれてたってことも、 ちゃあんと、わかってますぅ〜。
外には敵が一杯です。 もうね、大変デスよ。 弱いから強かったり、強くて強い敵が一杯です。 敵だらけです。
でもね。最強の敵は外にはいないですよ。 誰よりも裏切って、 誰よりも傷つけて、 残忍で冷酷で、極悪非道で最低で、 しかも、誰よりも味方の顔してるくせに、 良心の呵責もないようなのが、 ほら、そこにいます。 『自分自身』デスよ。
アタシの中に多面性があることを言ってるんじゃないです。 分裂してるのは、別の人なので、関係ないです。 アタシを裏切るのはアタシです。 それは、『不安』とか、そういう気持デスよ。
ウン。だからね、結構不安だったりしてるです。 いろんなことを切り捨ててきたけど、 例えば、お引越しのこと言ったら、 きっと許してはもらえないんだろうなってこととか。
長いこと守ってくれたヒトを、 自分自身のために、裏切らなきゃいけないって ちょっと悲しいデス。 でも、それ以外の選択肢って、今のアタシたちにはないから。 アタシたち自身のためにも。
結局は、カイ君に任せてしまうんだけど。 ELもちょっとは考えないと、と思ったけど。 ELには、しんどいです。
でも。 でも、ELはあの人のこと好きだから、 あの人のところに行きたいから、 結局、答えは決まってるデス。
ちょこっとだけ、考えてみたってハナシ。
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