under one umbrella

2005年04月07日(木) 電話する?



ごめんね。
こんなに早く解決するなんて思ってなかった。


いつものように、
あたしがここで思いをぶちまけて、
落ち着いて、
陽ちゃんにまた笑いかけられるようになって、
陽ちゃんの機嫌が直って、
あたしの機嫌も直るんだと思ってた。

そして忘れたふりをして、
1人になると思い出して、
泣いたり落ち込んだり考えたり。

時間が経てば、能天気なあたしは本当に忘れて、
少しだけ陽ちゃんを信じて、
写真や、言葉を残してみたりして。
だけどそれは、
何かしらの出来事ですぐに壊れて、
それは陽ちゃんの不機嫌であったり、
桃子のことを持ち出したりで、
またあたしは信じることをやめて。
ここに悲しみだけが残る。


その繰り返しだった、今まで。
陽ちゃんがあたしのことを受け止められるなんて思ってなかったから。




昨日の日記を書いた後、
「爆発してよ。本音が聞きたいから」
ってメールが来て。
「難しい。あたしは自分の感情に自信がないから」
と返して。
その後、長いこと返ってこなくて。
本音が聞きたいって、本当かな、って思って、
長文メールをカチカチ打ってたら、
メール受信のマークがついて、
急いで消して受信したら、
テニスの話で。

あぁ、またかと。
本音が聞きたいなんて、
あたしの日記を読んだ後の軽い気持ち、
もしくはからかいだったんだと思った。
そしてあたしはまた、普通に返した。

何通目かのメールの最後に、
それこそ軽い気持ちで、
別に陽ちゃんのせいだという意味ではなくて、
「陽ちゃんに長いメール書いてたんだけど消えてしまった」
って書いた。
そしたらすぐに、
「ごめん 電話する?」
って返って来て。
あれ?って拍子抜けしながら返事を書いた。
「迷惑じゃないなら…」

ちょうど、水曜のアニメの時間だったし。




アニメが終わった後、
少しずつ話をした。
長文メールに書いてたことも、話した。

桃子の話をしても、あたしがやり過ごすから、
本当にどうでもいいのか我慢してるのかわからない、
って言うから、
傷ついて欲しいんだ?って言ったら、
そーじゃなくて反応が欲しいんだよって。
怒ったりとかって。

怒る権利なんかないじゃん!って言ったら、
権利がないとかあるとか考えてるとこも嫌なの!って言われた。

…同じこと考えてたこと、あったなぁ。




信じることは、怖かった。
傷つくのが怖かった。
だけど。失いたくもなかった。
そうして選んできた、今までの道。


もうそろそろ。
本当に、信じてもいいの?








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