寺島と雰囲気が悪くて、 今日はもう早く帰っちゃおうかなぁとか思ってしまっても、 テニスを始めるとそんな気なくなってたり。 寺島の機嫌も直ったり。 こんな副作用もあったかとひとりごちてみたり。
寺島の様子がおかしくて、 でも他の女の子の話題をふると戻ったりする。 複雑ではあるけど、 笑ってくれたからいいか、と思ったりする。
実際あたしには妬く権利も義務もなく、 拗ねる立場でも怒る立場でもなく、 男友達のように、そんな寺島を笑ってやるしか道がない。
「次の彼女が出来るまで…
まりあは、恋人」
そんな矛盾タップリのセリフを吐いてみたり、(確信犯) 桃子の誕生日プレゼントを俺も買うと言ってみたり。 (※桃子と寺島は会ったことありません…)
もう何だかわけがわからないのは、 寺島もなのかも。
苦しいという自覚さえないことに気づく。 何も考えずにパソコンの前に居ると、 いつのまにか朝がきている。 あたしは何かから逃げている。 何かを変えようとしている。
それを、いつもいつでも寺島が受け止めてくれていることに。 あたしは最近気づいた。
|