under one umbrella

2004年11月07日(日) そうなっても


電車の中で、躊躇うことなく泣いた。
終電だったから、人はあまりいなかった。
本を読み進めずに、何度も窓を見て、
風景を見るふりをして自分の顔を見ていた。



あたし達の信頼関係は、深いようで、
実は脆いのだと思う。
寺島があたしに寄せる信頼の要素には、
あたしが寺島だけを想っていることもきっと入っている。
だからもしあたしが新しい人を見つけたら、
もう心を開いてはくれないんじゃないかな。

それは少し嫌で、
そうなっても、仲良くやってられる位置にいたいのだけど。





少し思い返したら涙が出るような、
深い傷もまだ残っていて。
2月のメールも、4月の電話も、9月の告白も。
終わったことなのに、じくじくと涙腺が音を立てる。

けれど、寺島が昨日、4時間過ごした後にくれた、
「お世辞じゃなくて楽しかったよ」
って一言で、
はちきれそうになるくらい心が満たされる。
もうそれ以上のセリフは、要らない。
あなたが満たされたなら、あたしは何も言うことがない。
そんな、馬鹿。




ねぇ陽ちゃん。
彼女が出来る前に、もっとたくさんのあなたを見せて。
もっとたくさん、テニスの話をあたしに聞かせて。
あたしの中のあなたが、ずっと鮮やかであるように。

もっとたくさん、あなたを残していって。
あたしが笑えるように。


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