under one umbrella

2004年10月20日(水) 愛をこめて


「恋人」
という言葉に、こんなに拘束されるとは思ってなかった。



と書いて、次の言葉を書こうとして思ったけれど、
恋人「じゃなきゃ」信用できないということなのかな。
よく言うよ。
自分だって、信用失うことたくさんしてきたくせに。
どっちもどっちだ。



だからあたし達は。
このままのほうがいいのかもしれない。
好きなときに会って、好きなだけ抱き合って。
何の荷物も背負わずに。
何の未来も夢見ずに、愛せない現実を見て。
次の恋を見つけたら、簡単に「さよなら」と言える距離を保って。






何故あたしは、今も泣くのだろう。
何をそんなに悲しむのだろう。
まだ期待を捨てきれていなかった自分がみじめすぎて、泣けるのか。




さよならのときは、
精一杯愛をこめてそのセリフを言おう。


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それまでは、全てあたしのもの。
あなたへの気持ちも、思い出も、温もりも、
辛い記憶や、傷さえも。
あたしには愛おしいから。
大事に、していたい。



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