under one umbrella

2004年09月02日(木) けど笑う。


朝方の道を、
泣きながら帰ったかどうかは覚えていない。
悩まなかったことは、確かだ。


ケリをつけるのなんて簡単だ。
寺島にもってた希望を、全部捨ててしまえばいい。
期待も捨てればいい。
愛はたとえ捨てても戻ってくると知っていたから、放置した。
そのうち忘れるだろう。
これからの寺島の言動に、冷めてゆくだろう。




惹かれる人はたくさんいた。
竜崎君を始めとして、
バイト先の男の子の坂田君に、萩田さん。
沢松さんも、フレンドリーで素敵。
大学の近藤君だって、背が高くてかっこいいし、
有田君は、優しい。
ミーハーを発揮して、この人達にときめいてればいい。
そうすれば寂しくもない。
笑っていられる。




あたしは大丈夫。
もう、あなたの嫌いなことはしない。
けど笑う。
あなたとなら、
悦びだけのセックスも出来る。
これで完璧。だよね。




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そして、
8月29日の日記に、つながる。



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