メールの終わりは、よく覚えていない。 思い出したくないから、見直してない。
確か午前3時頃、お開きになった。 その日の夜には、寺島が飲み会を計画していたから、 夜にまたね、と言って別れた。 その後は覚えていないから、 きっとあたしは忘れるために眠ったんだろう。
変わるために傷つけるなんて、なんて悲しくて。 なんて愚かなこと。 そんなことが出来るのは、今だけだ。 自分たちが若いことを、あたし達は知っている。
夜の8時少し過ぎに、寺島の家に行った。 他の人はまだ誰も来ていなかった。 BSの映画を見ていたように思う。 ある程度普通の会話を交わしたけれど。
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