#1の続きです。
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『市丸達もいるんだろ?どーせ』
見抜かれているようだと、私は茶原達の元へ走った。 窓から見られたときのため、少し離れた場所に彼らは居た。 「何で来るんだよ!それでバレるだろ」 「でも何て送るの?」 「想像に任せるとでも言っとけ」
『さぁ…ご想像にお任せするわ♪』
そのとき、私と寺島の間では、 私に何人もの男の子がはべっているという設定が流行っていた。
『まさか…例の男共かっ』
『そうそう♪是非あなたに会いたいってさ♪
ってそうじゃなくて(笑)一人だよ、一人』
『いいんだ、わかってるよ…俺にはどうせお前を魅了する魅力なんかないんだ。
好きに遊べよ』
『だから違うって…。本当に家の前にいるんだからさ…。
会えないかなぁ』
『何で?どうした?』
時間は21時を過ぎていて、3人とも腹が減ったらしかった。 「帰るから」 と言われたとき、え、じゃこれどうするの、と聞いたら、 「俺たちは明日でもいいし。 お前はこのまま会えよ。ラッキーだろ。 2人の邪魔はできねーからな(笑)」
このまま1人で帰るなんて、嫌だった。
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