2003年08月30日(土) |
そんなもの、いらないの。 |
人は弱いから、逃げる。 それはあの人自身から、聞いた言葉。 あたしだってそうだし…あの人もそう。 あたしのことが好きで逃げてくるんなら。 いくらだって受け止められた。受け止めてあげたかった。 あたしという人間を求めてくれるんなら。
でも実際あなたが求めたのは。体の欲求の捌け口だったのでしょう? 甘えてくれる存在だったのでしょう? だってそうじゃなきゃ。 あたしの問いに、そんな辛そうな顔するわけない。 あたしを求めてくれていたあなたなら、笑って、答え出せてたよ? 考えるのめんどくさいなんて、言わなかったよ。 だから、あなたはあたしを求めてるわけじゃないんだって理解る。 以前のあなたは本気でいてくれた。
捌け口にしかすぎないあたしが、愛を求めるから。 めんどくさいし。もう嫌。 そういうことでしょう。 やっぱりあたし達。別れなきゃいけなかった。
あたしが何にも言わずにイイ子でいたら、あなたの欲求に応えるだけだったら、 あなたまた本気になってくれた? 受験が終ったら、ちゃんと見てくれた? そんなはずないよね? 終ったら終ったで、 自分が本当は何をあたしに求めていたかに、気づいたよね? そうなったら結局は。別れていたよね。 行き着く先は、同じ。 同じならいっそのこと。今。
あなたは本当は、女に快楽だけを求める人じゃないの。 受験でおかしくなってるだけなの。 できることならそんなあなたをも、受け止めてあげたい。 でもあたしは。 あなたに愛されたかった。 あなたがあたしを愛せないなら。 離れるしかない。あたしはどうしても、それを求めてしまう。 快楽なんかいらない。 そんなもの、いらないの。
原因は気になる人の存在のハズなのに。 未練女は、その存在を信じていません。 いたら、あんなキスするわけがないだとか。会いに来るハズもないだとか。 人に笑われそうな、理由並べ立てて。 それを考えないようにしてる。 考えても、そこまで落ち込まないのは。 あの人最低って思うから。自分を責める必要がないから。 さらに信じてもないから。落ち込まない。 あたしも最低。 だけどさ。 寺島がいないのに、最高のあたしになんかなれないよ。
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