風太郎ワールド


2003年03月06日(木) 16才のココロ

16才の頃、もう年をとり過ぎたと感じていた。

12才の若さに満ちた自分が、懐かしかった。

純粋な恋愛をできるのは15才までだ。
それを過ぎると、打算が入ってくる。

そう書いたのは、愛読していたヘッセだったろうか。
(記憶がおぼろげ。誰か知っている人、教えて)

だから、自分はもうすっかり汚れて、
醜い人間だと悲観していた。

多感も、を越せば、単なるアホーだ、
といういい例だろう。

しかして、今
あの感受性のかたまりだった思春期から、何十年が過ぎた。

光陰矢のごとし。
少年老い易く、学なり難し。

そろそろ還暦も過ぎようとしている‥‥

て、いくらなんでも、それはちょっと大げさか ^^;;

さて、それほど身も心も世間に揉まれ、
汚れつちまった、かつての少年だが‥‥

一向に進歩しとらへんのよ〜、16才から。



↑クリックするとメッセージが変わります(ランキング投票ボタン)っていうセリフが口から漏れ、ハッと驚く。自分が怖い。

まだ、大人になっていなかったのか。
この老ピーターパン!


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