昨日の手のけがは、ひとまず湿布治療中。湿布をおさえるために大げさに包帯を巻いているので、見た目には大層なことになっている。まだ鉛筆を持つのは覚束ないので、色々な書類に署名するのも一苦労である。 今日も「その手どうしたんですか〜!?」と聞かれること数回。正直に、階段で転んだと言うと、反応は二通りだ。「大変だったね〜」という労い(?)派と、思わず笑ってしまうシチュエーション想像派。どちらも納得の反応だよな。 普段仕事でよく一緒になる若干十代(たぶん)の癒し系がんばりや天然キャラA子の反応は、しかし、そのどちらでもなかった。
A子「北条さん、その手どうしたんですかー!」(ここまではお約束) 北条「いやあ、駅の階段でコケてさあ……」 A子「えー、それじゃ私のワカメのこと言えないじゃないですかー」 北条「わ、ワカメ?」 A子「ワカメですよー。え、知りませんかー? 私この前足の骨折ったじゃないですか」 北条「ああ、3月のあれね……」 A子「あれ、房総に遊びに行ったときにワカメで滑って転んだんですよー」 北条「………」 A子「ね、北条さん私のこと言えませんよ〜」
ちょっと待て。階段でこけるのは事故だが、ワカメで滑ってこけるのはギャグだろう。 一緒にされて大層心外。骨折ってないし。
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