2003年05月12日(月) |
チンギス・ハーンを食する |
帰りに寄ったいつものスーパーで、見慣れないものを発見。それはラム肉であった。北海道を離れてはや一年、売っているのを見たのは初めてだ。しかも、北海道ではすでにめったにお目に掛からなくなってしまった、丸い輪切りの冷凍肉。北海道では市販の肉はタレにつけ込んだ生肉が主流なのだ。二重の意味で懐かしい。もちろん見た瞬間がっしと掴んで籠に放り込んだ。贅沢は言ってられないのだ。 本当は、晩のおかずには茄子とピーマンの買い置きがあったので麻婆茄子を予定していていたんだが、急遽ジンギスカンに変更。といってもホットプレートやジンギスカン鍋はないので、フライパンで野菜と一緒に炒めただけ。しかもジンギスカンのタレなんてものはないので、仕方なく醤油で味付けした。それでももうパックのラップを開けている時点でルンルン(死語)で、思わずジンギスカンの歌なんか歌っちゃったりして(ジン、ジン、ジンギスカーン♪ってやつ。洋楽だけど昔流行ったよねえ?)。おかげさまで台所がラムくさくなってしまったけど、大変満足度高いです。子どもの頃に食べたジンギスカンの味(笑)。 しかし、本州の人はラム肉はくさくて嫌いという人が多いみたいだけど、確かに、今どきこういう冷凍輪切り肉しか食べていないのなら、臭みがイヤで敬遠されても仕方ないよなあと思ったりする。要するに、本当においしいラム肉を食べたことがないのだな。本州にも柔らかくてジューシーでおいしい生ラムをもっと流通させるべきだぞ。松尾ジンギスカンや義経ジンギスカンはもっと頑張らなくちゃダメだ! って、今見てみたら、ネット通販できるのね。世の中便利になったなあ。買っちゃおうかなあ。
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