NORI-☆
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ひなまつりカレンダー
男の子二人の我が家には、お雛様がない。 そのうち実家から私のお雛様を持ってくるかな、 とは思っているけれど、今はとても 女の子もいないのに手間をかけてお雛様を飾ったり しまったりしているゆとりはない。(情けな〜…) よって私のかわいいお雛様たちは、 母の行き届いた管理のもと、 (つまり独身時代となんら変わらず(^^;)) ちょうど良い頃合で飾られ、 あられや桃の花もしっかり添えて祝ってもらい、 しかるべき時期にちゃんとしまわれている。 でも。それは雛祭り前日までのこと。 三月三日になると、 息子が保育園で作ったお雛様を持って帰ってくれるのだ(^^) 我が家の雛飾りはこれ! 先生方もいろいろ工夫してくださって、 毎年いろいろなスタイルの作品が出来あがるので、 とても楽しみなのである。 昨年はフィルムケースの胴体に紙粘土の頭を載せ、 和紙の着物でくるんで台に並べた立体作品。 今年は丸い台紙に千代紙の貼り絵。 しかし、ただ切って貼っただけの3歳児クラスとはちょっと違う! 着物が、「兜」の変形の折り方で作った折り紙なので、 ちゃんと立体的に見えるようになっているのだ! 千代紙の柄は自分で選ぶので、お内裏様とお雛様の組合せに、 それぞれの個性が出る。 息子のはお内裏様にはけっこう渋い茶系の柄を使っている。 本人いわく 「金ピカの紙もあったんだけど、サトはこれがいいって言ったの」 抹茶アイスを愛し、自ら選んだモスグリーンのコートを愛用する息子は、 やっぱり渋好みなのである。 そういえば、去年のお内裏様も黒地の衣装だったっけ。 顔も自分で描きこんでいるのだが、これが傑作。 なぜかお内裏様はメガネをかけているのである! ちなみにパパは視力はよく、メガネをかけていないから、 いったい誰をモデルにしているのか謎。 でも、もしかしたら、これが彼なりの個性の主張なのかもしれない。 さすがは、幼稚園時代、紙粘土の動物に色を塗るとき、 写実的に塗ると他の子と同じになってしまうから、と ねずみを真っ赤に塗ったママの子である(^^) というわけで、美しく個性的に仕上がったお雛様の壁飾りが、 保育園での雛祭り行事を終えた今日、 めでたく持ちかえられたわけである。 去年は立体だったから、出窓に飾ったが、 今年は壁飾りなのでどうしようかな…とリビングを見まわすと、 いいところがあった! 今年のリビングのカレンダーは 古今東西の有名人の筆跡による手書き数字が並んでいるデザイン。 (数字だけで構成されているいわゆる“玉カレンダー”) 三月はなぜか柳田国男の筆跡による漢数字なのである。 そのカレンダーのフックに重ねてお雛様の額をかけてみる。 すると、カレンダー自体がけっこう大判なので、 ちょうど絵や写真つきのカレンダーのように 上がお雛様、下が玉、という形にバランス良く納まった。 (最初の一週間はちょっとかぶってるけどね(^^;)) 「ほら、これで三月のカレンダーらしくなったでしょ?} と満足している母に、息子が言った。 「でも、これじゃ何月なのかわかんないよ」 ……その指摘はちょっとつれないんじゃない?(TT)
2001年03月02日(金)
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