ぼんのう
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出社して、少し仕事をした後、夕方・・・いよいよ入院。 とは言っても、検査入院だけどな。 しかも最近流行(?)の、睡眠時無呼吸症候群の検査入院。 一泊入院して、色々検査するというヤツだけど
費用が高い!
給料日前だというのに
3万円弱
富士登山とか色々のツケが回り(?)、今月はピンチだというのに・・・。 でも入った検査用の入院部屋に入って納得。 所謂差額ベッド、で、個室。しかも、完全防音。シャワー室は外だけど、我輩が今までに泊まってきたヘタなビジネスホテルのどこよりも、立派。
でも3万円弱
考えてみたら、検査をする看護士、一緒に徹夜だもんな。しかも同時に入院できるのは6、7人のみ。クリニックとして経営するには、確かに厳しいかもしれない。でも、これから国民病になりかねない睡眠時無呼吸症候群・・・こんなに高額だと、経済に打撃を与えかねないと思うぞ?あらゆる運転手達がこれで業務中にコテン・・・と寝てしまったら、ゾッとする。
クリニックのパジャマに着替える。睡眠時無呼吸症候群の患者は大抵肥満。
パジャマがぴったり
急に悲しくなった。 検査用具の取り付けまで、暫くベッドの上で読書する。 我輩は読書をしなければ眠れないクセがある。 でも何でよりによって、今日に限って
死に至る病(キルケゴール著・岩波文庫)
を持ってきたんだよ・・・我輩、相当てんぱっているのか?
看護士が入ってきた。 入るなり、第一声
覚悟はよろしいですか?
どっかの映画にあったな。確か死刑囚をめぐっての映画で・・・うう・・・。
胸と腹に電極を付けられる。次に両足。そして頭にたっぷり糊が塗られ、脳波測定用の電極。仰向けになって、目を閉じる。あ?これで終了じゃなかったのか?なんか
顔中に何か色々電極が付けられている感触が…
鼻の穴の直ぐ下にも、何か付けられた。 風圧を測る装置か? 確かに、無呼吸状態を知るにはコレ、必要だよな。 でも顔中にペタペタ色々・・・今、我輩自身の顔、鏡で見たら
改造手術中のサイボーグ
に違いない。「Xファイル」でモルダー捜査官が顔面をハリセンボンにされていたシーンがあったけど、あそこまでは酷くないことを望む。
それにしても、こんなので眠れるのか? シャワーは、頭に塗られた糊を洗い流す為に、明日してください・・・と言われたけど、寝る前にシャワーを浴びたかったぞ? それ以前に、鼻の下の風圧計、呼吸をする度に鼻毛をくすぐってくるぞ? 仰向けのまま・・・と言われたけど、我輩は普段、横向きに寝るクセがついているんだぞ? こんなので眠れ・・・
・・・・(何故か、そのまま爆睡。おのれ・・・睡眠ガスか?・・・んなワケない。単に疲れていただけ)
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