ぼんのう
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2003年06月25日(水) どーかと思う

色々用事があって、あちこちに行く。その道中で…


☆HOW MUCH?

都営新宿線に乗っていた時、同じ車両の中で、多分女子高校生らしい二人組がいた。いや、それだけはどーってことでもない事ではあるが、一歩間違えれば、聖コス○レ学園で仕事をしていそうな雰囲気ぷんぷん。何よりもスカートが短い事短い事…。大変古いゲームではあるが(の割に、こないだ出していたよな?)「To Heart」並(旧PC版)の短さ。絵だから何とも思わなかったけど、アレの実物を観てしまうと色んな意味で眩暈がしてしまう。
願わくば、横須賀にでも行って、「HEY! How much?」と声をかけてもらうように…というか、あれ、本当に高校生だったのかな?座っていたけど、もう少し座高を低くしたら、見えるぜ、アレ。
でもこれよりもちょっと前、吉祥寺駅中央線で、インド人なら許容範囲の鼻ピアスをしている女子高校生を発見。
我輩の考えが古いと思えば思ってもいいけど、鼻より大きなものをぶら下げていた
おシャレとかそーではなく、バックトゥアフリカを歌いそうになった…。



☆UNITED AGAINST...

中央線に乗っていたら、奇妙な視線を感じる。ふと見ると、年齢50を過ぎた男性が、我輩の胸元を見ている。やめろ!我輩は2丁目の人間ではない!デブ専なら、しかるべきところで抜いてもらえ!
でも、その視線が、そーゆーものではなく、敵意と悪意に満ちたものである事が直ぐに感じ取れた。
なんで?
いや、以前日記にも書いたけど、我輩は何故か背広姿の皆さんから敵意を浴びる電波を発しているみたいだが…でも背広ではないな、この男。

あ、バッジ?
我輩は外出の際にベストを着るが、左胸に小さなバッジをつけている。
バッジには
「UNITED AGAINST TERRORISM」
とある。
要するに、世界中のテロに対して団結して立ち向かおうという内容のバッジである。
でも、睨まれるような筋合いはないよなあ…過激派の輩でないかぎり。

あまりにもバッジと我輩を憎憎しげに睨むもんだから、気持ち悪くなって訊いたよ(いつものように、ドスをきかせて…って、これがイカンちゅーねん):

「あの…なにか?」
一瞬、男はビクっとなるが、次の瞬間、我輩に向かって恨みを込めて謎の言葉が発せられた。



「犬野郎…」


…ぷっちーん…

我輩の前頭葉スイッチが切れた。次の瞬間、男…いや…このサ○ク崩れに対して、襟首を掴み、ヤ○ザの元親分から教わったドヤシ方でスゴミつつ…

「ワレ!どこのちゅーぼーじゃあ!」
「貧困を宗教で仮面被せしているヒキョウモンはてめえだろ!」
「アメリカ嫌いなら、電車なんかに乗んじゃねえ!その服も脱げや!」
「ほざくだけで、年喰ったクチだろ、ワレェ!」

と、延々と暴力団のドヤシに国際政治をまぜこぜにして、インテリヤクザになってしまった…。男は涙を流したので、頃合を見て、新宿についた段階で、押し投げるように襟を放したら、地下階段に向かって泣きながら去っていった。

…気がつくと、電車の中、半径5メートルに誰もいなくなっていた…。


またやってしまったよ…。
我輩が殺される事があるとすれば、その理由に新しい一項目が追加された瞬間だなあ…。他に理由として、あれとこれとそれと…(ヲイヲイ)

考えてみたら、あの時、すげえ空腹だったんだよな…ダイエットは考えモノかもしれない…(いや、そーじゃなくって)。本当に取締役か、我輩は?



☆ガッチャーン

用件を全て終らせ、井の頭線で吉祥寺駅に戻る。改札口から出ると、でかい階段がある。この階段、あちこちにゴミが散乱しており、アジアンティスト溢れていて、なかなかである。日本もやはりアジアの一つだ。ゴミを散らかす事に罪悪感を持たない連中が増えていて、大変頼もしい…アレ?
エスカレータの脇にも、栄養ドリンクの空き瓶が置かれてある。まあ、いつも見る光景だ。前に入ったおっちゃんが、カバンを持ち替えた瞬間、空き瓶に当たり、階段の方に落ちてしまい、割れる。

がっちゃーん

その瞬間、改札口周辺の人たちが、一斉に話をするのを止め、階段の方に視線をパーンした。一部、凄く怯えている顔をしている。

…ガラス瓶が割れただけなのに?


…なんともはや、臆病になったものだ。

日本人よ。
かつての勇気を思い出せ。
ガラスの割れる音だけで、ビクビクして、世界の終わりのような顔をしているようでは、ノドンがやってきた時に、冷静な行動ができなくなるぞ。
まったく…。


ANDY 山本 |HomePage

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