ぼんのう
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いい!
やはりこーゆーゲームは素敵だ。 取り扱い説明書の最初のほうに、プロデューサの手書き挨拶があり、
「『ぜったいできない』等と周囲に言われたけど…」
作ってしまうこの人こそ、真の意味でゲーム業界を憂い、戦う男の中の男である。すごい!
「フーリガン」・DARAXABRE社のプロデューサ、「ポスタル」シリーズ・ランイングウィズシザーズ社のプロデューサ、あんた達こそ漢だ!
でもよく言うよね。 「(そんな企画では)ソニーが承認とれない」 「(そんな企画では)社会がうるさい」 …とか。
うぜえ!
ゲーム脳とか言っているけど、ゲームはそもそも脳にも、人格にも悪いモノなんだよ!芸術とか、ハリウッドとかほざいても、どっちみち脳味噌には悪いモノなんだよ! それとも何か?社会の所謂道徳というヤツに、ペコペコへつらい、巨額な開発費をかけて、目にも麗しいインパクトあるCGムービーをバンバン流して、マスコミからチヤホヤされたいのか?
うぜえ!
ゲームとは破壊である。 ゲームとは妄想である。 ゲームとは幻想である。 ゲームとは煩悩である。 ゲームとは暴走である。 ゲームとは幻覚である。 ゲームとは悪そのものである。 ゲームとは略奪である。 ゲームとは暴力である。 ゲームとは堕落である。
そして
ゲームは新しいものを創造する。 ゲームは満たされぬものを満たしてくれる。 ゲームは現実への悲観を癒してくれる。 ゲームはリビドーを昇華するものである。 ゲームは偶然の産物である。 ゲームは覚醒である。 ゲームは偽善を徹底的に憎む。 ゲームは過去の財産を土台として生まれたものである。 ゲームはカタルシスである。 ゲームは飛び立つものである。
ゲームとは… ゲームは…
まだまだわからない。 ただ、このようなゲームが出る限り、ゲーム業界はまだまだ頑張れる。 そして、ゲームとは何か?…という問いを見つける旅は、まだ我輩として、はじまったばかりである。
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