ぼんのう
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2003年04月20日(日) ポスタル2

いい!

やはりこーゆーゲームは素敵だ。
取り扱い説明書の最初のほうに、プロデューサの手書き挨拶があり、


「『ぜったいできない』等と周囲に言われたけど…」


作ってしまうこの人こそ、真の意味でゲーム業界を憂い、戦う男の中の男である。すごい!

「フーリガン」・DARAXABRE社のプロデューサ、「ポスタル」シリーズ・ランイングウィズシザーズ社のプロデューサ、あんた達こそ漢だ!


でもよく言うよね。
「(そんな企画では)ソニーが承認とれない」
「(そんな企画では)社会がうるさい」
…とか。

うぜえ!

ゲーム脳とか言っているけど、ゲームはそもそも脳にも、人格にも悪いモノなんだよ!芸術とか、ハリウッドとかほざいても、どっちみち脳味噌には悪いモノなんだよ!
それとも何か?社会の所謂道徳というヤツに、ペコペコへつらい、巨額な開発費をかけて、目にも麗しいインパクトあるCGムービーをバンバン流して、マスコミからチヤホヤされたいのか?

うぜえ!


ゲームとは破壊である。
ゲームとは妄想である。
ゲームとは幻想である。
ゲームとは煩悩である。
ゲームとは暴走である。
ゲームとは幻覚である。
ゲームとは悪そのものである。
ゲームとは略奪である。
ゲームとは暴力である。
ゲームとは堕落である。

そして

ゲームは新しいものを創造する。
ゲームは満たされぬものを満たしてくれる。
ゲームは現実への悲観を癒してくれる。
ゲームはリビドーを昇華するものである。
ゲームは偶然の産物である。
ゲームは覚醒である。
ゲームは偽善を徹底的に憎む。
ゲームは過去の財産を土台として生まれたものである。
ゲームはカタルシスである。
ゲームは飛び立つものである。

ゲームとは…
ゲームは…

まだまだわからない。
ただ、このようなゲームが出る限り、ゲーム業界はまだまだ頑張れる。
そして、ゲームとは何か?…という問いを見つける旅は、まだ我輩として、はじまったばかりである。


ANDY 山本 |HomePage

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