休日。ビデオにとっておいた「探検ロマン 世界遺産」のドイツ、ドレスデンを見る。ザクセン公国の都だったドレスデン。剛胆と言われ、なおかつ世界中からの美術品のコレクションに力を入れ、磁器が好きすぎて独自で作らせてお金儲けもしたアウグスト王や、ベートーヴェンの第九に歌詞をつけた詩人のシラー、クラシックオペラを作ったワーグナーなど。そのあと1945年に第二次世界大戦の空襲で芸術と文化の象徴だったドレスデンの街全体が破壊される。このことの悲しみを、私の好きなエーリヒ・ケストナーが「わたしが子どもだったころ」という本で語っています。

50年近くの時間が経ちベルリンの壁が崩壊してから、廃虚のままになっていた聖母教会が1人のドイツ人の牧師さんの手紙の呼び掛けから、第二次大戦で敵対していたイギリス、ポーランドなどの国々の協力と支援を得て12年かけて再建されることになり、去年の秋にとうとう完成した。街の人々の望みで廃虚から出てきた石を使ったモザイクのような壁。最後に聖母教会の中にいる人たちの映像が。ドームの壁画を見上げるおじいさんやおばあさんがまるで天国にいるみたいな表情。教会のすぐ横に廃虚の一部だった黒く焼けこげた壁を残してある。戦争は悲劇であり、繰り返してはならないという意志の象徴。先日のクロアチアのドゥブロブニクもそうだった。美しく繁栄した街が戦争で破壊され、悲しみを忘れないようにという願いを込めて復興してきた街。
メキシコはやはり初戦アルゼンチンと対戦。代表監督は元アルゼンチン代表だった人。頑張って欲しい。
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