tdd diary

2006年01月13日(金) number girl fan club

ナンバーガールのomoideシリーズの「珍NG & RARE」は2枚目がとても良いです。それぞれにグッとくるデモバージョンの色々や、単純に自分が聴き慣れていないちゃんとリリースされてない曲なんかを聴いていると、まるでナンバーガールの新曲でも聴いてるようで、このレコードに耳を傾けているうちに21歳の夏から24歳の冬の頃の自分に戻っています。忘れてたことをちょっと思い出したりしてみたりします。

記録シリーズを聴いて思うのは、やっぱりNUM-HEAVYMETALLICツアーがいかにとんでもないツアーだったかということです。30ケ所、3ヶ月を越えたライヴツアーで、私は日比谷、川崎、水戸、最終日の赤坂と、ちょうどツアーの前半、中盤、ラストと観ることになったんですけど、1つのツアーなのに観に行くたびに同じバンドとは思えない進化の様を目の当たりにすることになり、いつも緊張しながら観に行くのにそんなだから、寒気すらしたものです。その次のツアーには解散という状況が自分には常にまとわりついていたので、NUM-HEAVYMETALLICツアーの時はそんなこと思いもせずに、このバンドこの先いったいどこまですごいことになってしまうのかと思っていたものでした。ナンバーガールのライヴを最初に観たのは99年の夏に今はもう無い新宿リキッドルームのイベントででした。その年の秋頃、東京で初めてのワンマンライヴがあり観に行ったんですけど、それは「シブヤROCKTRANSFORMED状態」というライヴアルバムになっています。つまりこのバンドを観た最初の頃からの様々なライヴ音源を私は聴くことができ、その時のことを思い出すことができるわけです。そしてその流れはZAZEN BOYSにもきちんと続いていて、新しいomoideとなっていくわけです。


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hatori [mail]