2004年08月14日(土) J2 第28節 大宮VS横浜FC * やっぱり眞中でしょ

大宮 1−1 横浜FC

出来れば長居でセカンド開幕戦を観たかったんですが、諸事情により断念。
以前から観たかった横浜FC戦に行ってきました。
横浜は、眞中さんと城がベンチ。スタメンに、イカ君。
大宮はバレーがベンチスタート。
序盤、横浜が押し気味に立ち上がるも、森田にヘッドで入れられ失点。
その後、前半は、全体的にゆっくりとした試合ペースに。
中盤でのプレスはお互いにあまりきつくない。
横浜は押し上げが遅くて、ボールを持っても、シュートまでなかなかいけず。
大宮は、トゥットがドリブルでグリグリグリグリくるが、あくまで個人技なので
彼一人さえ抑えればなんとかなる。
あの運動量と、速さは脅威でしたが、パスとかあまりしないのでなんとかなったという感じ。
一昔前のエメルソンを思い出した。
横浜は、もっと積極的にシュートを打っていかないと。
ちょっと消極的。
後半、イカ君が退き、眞中(弟)さんと城が登場。
眞中さんが入ることによって、高い位置からプレスがかかるようになる。
城も存在感あったが、いかんせん、致命的なパスミスが多い。
不用意なバックパスを掻っ攫われたりと、何度か危機をつくってた。
眞中さんがゴール前混戦を冷静に決めて横浜が追いつく。
その後、上位に踏みとどまるためには負けられない大宮は、
バレーを投入し、勝ち越し点を目指すが、横浜も眞中兄さんを投入するなど、
攻撃陣は勝ち点3を目指しながら守備陣がなんとか守りきり、引き分け。
後半からは、試合にスピード感が出てきて、ゴール前のシーンも増えて面白かった。

横浜で気を吐いてたのは、臼井と眞中さん。
上手いな、と思ったのが長尾さんとトゥイード。
安定していたのが菅野。

イカ君は逞しくなってました。
前みたいに、細いって思うような体つきじゃなくなってた。
左サイドに入ってたんだけど、攻撃で上がっていったときに、
周りの上がりが遅くて、パスの出す先がなくて困ってるのが何度も目に着いた。
あそこは、もっと強気に自分で仕掛けていったら面白そうなんだけどな。
もともとはFWなんだし、攻撃は得意なハズ。
守備は、ボールをとりに行くタイプではなく、パスコースに入って、
相手の攻撃を遅らせるタイプですね。
可もなく不可もなく、でも少し物足りないってことで
前半で交代したのは先制されていたし、妥当かな。

眞中さん(基本的に「兄」と書かない限り弟と思ってください)は、
広島にいたときに私が観たゲームよりも、チームに溶け込んでいるように思えた。
広島のときは、周りと噛み合ってなくて痛々しかったのですが、横浜では大丈夫みたい。
もっと眞中さんがミドルを含めてシュート数が打てるような状況になれば、
どんどん点を取ってくれそう。
横浜がもっと攻撃に人数がかけられるようになれば、チャンスが増えそうなんだが。

というわけで、イカ君も見れたし、城も見れたし、
眞中兄弟が一緒にピッチで戦っているのも観れたしで、
結構満足して帰ってきました。
やっぱり眞中さんは「ヒーロー」ッス。


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やまいぬ