なんとか日記
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2003年06月14日(土) |
BRAVO! デュトワ |
シャルル・デュトワがN響音楽監督として指揮をする最後の定期演奏会。
常任指揮者を経て音楽監督になって7年間。 私が確実に記憶に残っているN響はおそらくデュトワ以降です。 広いNHKホールが満席で、さよならコンサート独特の雰囲気が会場中に広まっていました。 デュトワが今日の為に選んだのはR.シュトラウスのオペラ「エレクトラ」 殺し殺されの復讐劇がその中身ですが、 オーケストラに求められるのは緻密な構成のスコアを操る技術と激烈な音色。 一流のオーケストラでないと弾きこなせない、まさしくこれまでの集大成として相応しい演目です。
最初の一音が鳴り響いてから最後まで、 とても言葉では言い表せません。 鳴り止まない拍手と終わらない声援。
ありがとうデュトワ!
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