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今日まで3日間集中講義。 4年目なのでペース配分もわかっていて楽。授業自体は淡々と進めたが、この非常勤先は今年度限りなので、集中講義もこれで最後だなーと思いながら、別のところでいろいろ思うところあり。 毎日1限〜4限だったので、涼しいうちに家を出て夕方涼しくなってから家に帰るストイックな生活。冷房がギンギンに効いた中で2コマ授業、持ってきたお弁当を食べ、インスタントコーヒーを飲み、また冷房がギンギンに効いた中で2コマ授業というサイクル×3。ついでに夫は出張中。 ある時、授業をしていたら突然に顎関節が痛くなっていることに気づく。たぶん寝苦しくておかしな体勢で寝ているうちに寝違えたのだと思う。しっかりとかむことが出来なくて辛い。おとなしくしていればそのうち直るだろう。 その他、この3日間の成果としては、帯締め3本とカキ氷。 カキ氷は、講義の後どうしても食べたくなって、大学から駅の反対側にある老舗甘味処へ。シンプル氷あずきを食べる。が、これが絶品。欲を言えば、氷がもっとふわふわした削った氷だといいのだけれど、なんのてらいもない白蜜が絶品。あんこは少し白っぽくなっていてこれもなんとも言えずおいしい。 カキ氷だけで8百円ぐらいするのも納得。 カキ氷を食べてから夕飯も外食。急に貧乏臭くなって、モ○バーガーでこれまたシンプルなテりヤキバーガーとドリンクのS。終わり。 帯締めはリサイクル着物の店のワゴンセールで。近くでお祭りをやっていて、商店街がこぞって大売出しをしているのだ。どこのどなたさんがお締めになったものだったのか。濃い青と薄い青と白のグラデーションの鴨川組が3百円。煉瓦色の平唐組、ラベンダー色の冠組が各千円。こうやって最初の誓いとは裏腹にどんどん物が増えていく。 通りににはお祭りに向かう、ぴらぴらした浴衣すがたのお嬢さんたちが多いが、同じくてれてれした若者の姿も。きりりとした若衆というのは、なかなか見かけないものだ。年配の人々の浴衣姿はくつろいでいていい。場所柄花柳界のお姐さんたちもいて、その迫力ある美しさに思わず振り返る。 おばちゃんが1人、浴衣の腰紐だけを結んだ状態で、前をはだけてすたすた通りを渡っていった。今のはいったい夢?幻? この町にも「たん○屋」というリサイクル着物のチェーン店があるのだが、ふらりと寄ってみたら、さっきのおばちゃんが帯を結んでもらっているところだった。店員のお姐さんに「カルタ結びにしますか?貝ノ口にしますか?」と聞かれて「もう年だから貝ノ口でいいわ。」と答え、まだまだいけるといわれてそうしてもらっていた。あの年恰好や雰囲気で帯結びを知らないとは思えないので、加齢で後ろに手が回りにくくなったのだろうか。こういうお助け的な存在が町にあると便利だと思ったり、でも、そもそもこの店は「た○す屋」になる前はなんだったんだろうと思ったり。 あと、この3日間のショックなこととしては、大量に作っておいたビシソワーズがダメになったこと。熱を加えると暑いからってんで、低い温度で作ってたら冷蔵庫のなかで逝っていた。いくら冷やしてから食すものでも一度はしっかり熱を通さないとだめなのよね、じゃがいもはいたみやすいんだし。反省。
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