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某非常勤先講師控え室のコピー機は、コピーカードを差して使うタイプ。 控え室受付には一応コピーカード置き場があるのだが、そこに戻っていることはほとんどなくて、だいたい差しっぱなしになっているのがローカルルールらしい。 ところで、今日のこと。仲間内で楽しげに語らっていた、ある熟年女性教員、仲間と語らっていた高揚した気分のまま、私の前を通りすぎていく。ふと見るとスカートの裾がほつれて一部の裾が下りている。けっこう目立つので、教えてあげようか糸と針を貸してあげようかなどと逡巡しつつ目で追っていると、彼女は歩を緩めずそのままコピー機の上に本を載せた。で、 「あらー、磁気カードが…、磁気カード、磁気カード」 と騒いでいる。磁気カード?コピーカードでなくて?と思った瞬間、コピーをとるために受付からコピーカードをもってきた若い女性教員@ややどんくさい、のコピーカードを「あ、ちょっと貸してくださる?」といって取り上げてしまった。 平然とコピーカードを差して、コピーを始めてしまった。すごいなー。熟年女性教員としては本を載せてあった人に優先度があると信じているんだろうな。 コピーし始めてやっと気づいたのか、 「一枚ずつだからそんなに時間はかからないとかからないと思います。よろしいかしら?」 よろしいも何も、若い女性教員の方は何も言えず、「はい。」と答えたままじっと待っている。 その様子を見ていて、スカートの件を教えるのは、やめた。こんな人に教えてあげる必要はないし、きっと恥ずかしくないだろう。はらぐろな話である。 ところで私は仕事のときいつもパンツスーツを着ているのだが、授業が始まってから何気なくお尻の縫い目を触ってみて、信じがたい感触に驚いた。 縫い目から指がはいるよ〜ん。なんど触ってみても指が入る。ぱ○つの布地もわかる。 このパンツスーツはちなみに降ろしたてで、まだ2回ぐらいしか着ていない。夏汗だくになったり雨降りに遭ってもいいように、生協の通販で安いのを買ったものなのだが、縫製の糸がめちゃくちゃ弱いらしい。ついこの間もパンツの裾が全部下りてしまってたので、繕ったばかり。しかも仕事先で裾が下りていることに気づいたとき、裁縫道具をもっていなくてガムテープで留めたのだった。 そのおかげで裁縫道具を持ち歩くようになったのだが、人のスカートの裾を教えてあげる場合じゃない。授業が終わってからトイレにこもって縫いましたとも。 腹黒のバチがあたったのかしら。
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