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2008年01月09日(水) 「血液製剤と肝炎」の追記

昨日の日記に記述に関して、言葉足らずでナイーブなところがあって齟齬が生じたので追記(というか弁解。)
#諸般の事情により(?)普段と違い、「ですます体」になっています。

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昨日の日記は、「輸血」について書いたものではありません。
私が日記に書いたのは、フィブリノゲン製剤による1987年の
青森県三沢市の産婦人科における肝炎の集団発生に関するテレビ
報道に関連してです。
どの局のどの時間帯だったのかはさだかではありません。

主に以下の2点が印象に残ったので日記に書きました。

1.集団発生後、ウイルス不活化処理法が加熱に切り替えられた
のに、実は不活性化が行われていなかったことが明らかになった
2.肝炎に感染する恐れはあるが、それでもやはり出血多量の
場合の止血には使うべきだったと医師が述べていた

正直なところ、ながら見だったので上記の理解も正しくないかも
知れません。それに加えて、地方の病院では輸血(用製剤)の
ストックがないために、止血のためのフィブリノゲン製剤を使う
ことが多くあったという話を以前聞いたことがあったことから、
「輸血が間に合わなければ血液製剤で止血したのは医療者の立場
からはそれでも義だっただろう。」と書きました。

この時点で私は輸血(用血液製剤によるウイルス感染)は想定して
おらず、ここでいう「血液製剤」という言葉を使ったのは、止血剤
のフィブリノゲン製剤のつもりだったのですが、今調べたところ
血液製剤の区分は主に(1) 輸血用血液製剤と(2)血漿分画製剤がある
ということなので、日記内ではフィブリノゲン製剤または血漿分画
製剤などときちんと書くべきだったと思います。

参考サイト:
厚生労働省「血液及び血液製剤について」
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/1a.html
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