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2007年03月31日(土) お江戸日本橋

北陸の盟友ゆみさんとデート。お世話になりました>ゆみさん。
おのぼりさん気分で再開発著しい日本橋へ。まず新しくなった丸善で待ち合わせて、その後コレド日本橋まで歩いてカレーうどんの古奈屋へ。古奈屋といえばもちと海老天が一本載ったものがデフォルトだと思っていたが、いろいろトッピングがえらべるように進化していた。その後雑貨を見たり、パンを買ったり、スーパーを見たりして、建物の外に出てみると道の反対側にどうしても見捨てて置けない魅力的な店構えを発見し、横断歩道を回って入ってみる。と、そこは和紙や文具を扱う「はいばら」という名の店で、千代紙や各種の熨斗袋などが色とりどりに並んでいた。熨斗袋もコンビニで適当に調達するのではなく、常日頃そろえておくのがオトナかな、と思って一つシンプルなのを買う。「お部屋見舞い」と書かれた熨斗袋があり、何に使うのかお店の人に聞いてみると、役者さんへのお金を包んだりするのに使うのだそうだ。つまり「楽屋見舞い」ということね、私には一生縁がなさそう。
高島屋方面まで戻る途中で、山本山の店舗を見つける。例の上から読んでも下から読んでもの店だが、店構えは重厚。中に喫茶があるらしく店先に和菓子とお茶のセットの見本がずらりと並んでいるのが、「みたらし団子と煎茶のセット200円」「桜餅と煎茶のセット300円」などみんな安い。ちょっと入ってみましょうということになって、私たちが店に入ると急に満席になった。席についてみたらし団子と煎茶のセットを頼む。お茶は玉露ではないのだが、じゃんじゃんお代わりを注がれるし、ふと気づけば目の前に海苔の缶が3種類ぐらい試食品としておかれている。隣のテーブルの年配の婦人は、一回に掴む量が多いのか、分厚い海苔の束をバリバリと音を立てて食べていた。よほどの海苔好きらしく、お土産としても海苔を数千円分買っていた。番頭さんっぽい風情の店員さんは外国人客を接待していたのだが、お客さんが英語で質問したり注文したりしているのに、全て日本語で返事で応対していた。外国人客はスムーズに買い物を済ませて、最後は三越までの道までも番頭さんに聞いていた。もちろん番頭さんも身振りを交えて完璧にご案内。山本山恐るべし。
高島屋は洋服の品揃えがちょうど私たちの年代にあっているのか、大変ウィンドウショッピングしやすく、楽しくすごす。今度、ちゃんとお金を持ってこよう。新宿のタカシマヤはなぜあんなに購買意欲がわかないのだろう??
日本橋はあまりなじみがなかったのだが、歩きやすくこじんまりしているし、百貨店のビルの合間、合間に昔ながらの老舗があったりして、なんだかとても遊びでがあるところだった。
〆に丸善の上階にあるカフェでコーヒーを。内装も窓からの景色も大変きれいで、コーヒーも美味。はー日本橋を使いこなせる大人になるぞ。


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