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今とっているフランス語のクラスも今月で終わり。新しい教科書を1課から始めたので、ほとんどの人がこのまま継続する。今のクラスは定員フルで、キャンセル待ちの人もいたので、来学期のクラスが発表されたら早めに手続きをしたほうがいいと先生がおっしゃる。来学期は継続しない人は?と聞かれて、私ともう1人、大学の専任教員をやっている人が手を上げる。 来週1回クラスを休むので、授業後に先生を廊下で捕まえて「来週休みます」と伝えると、その後話が続いて先生に質問される。しきりにtristeと聞こえるので、なにも哀しくないよと思って適当にNonと答えていると、「そうじゃない、4月・5月・6月は休みなのね?」といいなおしてくださった。「あーはいはい、そうですそうです。仕事が忙しいので来られません」と答える。あとから調べたらtristeではなくtrimestreで、学期のことだった。3学期制なので、semestreじゃなくてtrimestreになるのね、ほー。「戻ってくるのは多分来年のこの時期…」と言うと、今のクラスはちょうど来年のこの学期で全部教科書終わるから、是非戻ってくるように笑いながら言われる。「教科書の最初と最後をやる、十分だわ。で、その間は一人で教科書を勉強して…(笑)。」と励まされ、けっこうその気になる。冷静に考えれば授業に出ていてもよくわからないのに、無理だーと思いつつ、その間の単元で取り上げられる文法事項などは押さえておきたいと思う。週1回2時間程度なら出来なくはないので、ペースを保つために適当なクラスを見つけてなんとか続けたい。 それにしてもなんでこんなに話せないのか。先生がかなり推し量って補ってくださるので意思の疎通が出来るが、やっぱり文章のテンプレートが足りないんだと痛感する。授業中も、気がついてみれば他の人は私よりもっと長い文章で理路整然と答えている気がする。たとえば「鉛筆が何本ありますか?」と聞かれたら「3本の鉛筆があります。」と答えるべきなのに、私はいきなり「3。」と答えている。「おなかが空きましたか?」と聞かれれば、一言「いいえ。」と答えて終わり。意味は通じても、これじゃあ上手くならないよ、と自分でも思う。
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