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昨日帰りによったカフェには、何冊かおしゃれな雑誌が置いてあるのだが、なぜか一冊だけ「リサとガスパール」の絵本があった。手にとって見ると英語版で、邦題が「リサのいもうと」となっているもので、家にも仏語版がある。 リサに妹が生まれて、初めは嫌がっていたリサも、やがて妹を気に入って…という話なのだが、リサの友達のガスパールが乳母車を押したがったりすると、初めの毛嫌いはどこへやら「これは私の妹なの!」なんてちょっと意地の悪いことを言ったりする。 英語版だと、"She is MY little sister!"となっていて、"MY"の部分が強調された(「まーい」に聞こえてくる感じ)うまい訳だと思ったのだが、仏語ではどうなっているか帰宅してから確認してみると"C'est ma petite soeur a moi!"となっていた。"ma petite soeur"で「私の妹」、"a moi (a の上にアクセント記号あり)"で「私に属している=私の」になるので、直訳すると「これは私の私の妹なの!」となるようだ。 さすが仏語、自己主張が強い、というかそれ用の言葉がちゃんとそろってる。仏作文で「私の私の妹」なんて書いたら×になるだろうけど…なるのかな?案外ならなかったりして(笑)。英語でも"my own sister"という言い方はあるけれど、リサの年恰好(詳細不明)なら、"MY"のほうがぴったりくる。 日本語だとどうなってるのか、チェックしてみよう。 他にも比較してみるとちょっとした言い回しなどが違っていて興味深かったが、やっぱり英語のほうがするする読めてしまうのはさびしい。
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