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フランス語のクラス。 今日の授業までに作文で、「ああ、○○だったらよかったのに!」という例文があるのだが、とてもよくできる人が「ああ、私フランス語がもっとうまければよかったのに!」といい、とてもやせている人が「ああ!私あと3キロやせられたらいいのに!」という。ちなみに私が作ったのは「ああ!あなた4週間休暇が取れればいいのに!」というもの。それぞれ実現は難しいが、各人にとって絶対無理ではないところが味噌。望みは卑近なところにある。 今のフランス語のクラスは、転校生のような状態なので、こちらから積極的に話しかけないと様子がわからない。帰り道に一緒になった人から、だれそれさんは長いことNHKの番組で勉強しているとか、だれそれさんは沢山クラスをとっているとか聞いた。よくできる若い女の子のことを「仏検2級も持ってるしすごいのよ」と言ってたけど、仏検2級を持っていても全然聞き取れない、書けない、話せない、の三重苦みたいな私はなんなんでしょう?二級とったのは幻だったのか?いやいや2次試験も受けたんだから少なくとも1次は通っていたはず、と自分の記憶と確認しあう。 その後、昨日だし忘れた成績票を出しに非常勤先Lに。最近昼食代が高くついている気がするので、ちょっと安め和食のチェーン店に入ってみた。白木をつかったこぎれいな雰囲気で、私が入ったときは同じブース(?)に若い女性が一人、そろそろ食べ終わる頃だった。 てんぷら定食を頼んでしばらくすると、彼女と入れ替わりにちょっとおしゃれな中年男性が座った。席についてすぐに「ここはタバコ吸える?」と店員に聞いている。店員は「今灰皿をお持ちします」とにこやかに対応。私は内心「げ。」と思う。こちらはまだ注文した品が来てもいないのにまいったなと思っていた。店員が運んできた灰皿を思わず目で追う私。その視線に気づいたのか、その男性は店員に「向こうの席に移ったほうがいいかな?」と聞く。つまり私に気を遣っているわけだが、店員に聞くところがスマートだと思う。面と向かって「煙草いいですか?」と聞かれたら、しかたなく「はい、どうぞ。」と言ってしまうところだが、店員が入ることでこちらも断りやすくなる。私の分はまだ運ばれてきていないし、彼の席のほうがテーブルが大きくてゆったりしている。店員がこちらに視線を投げるので「うーん、できれば、煙草は…。私が向こうに行きましょうか?」と答えると、その男性は「やっぱりそのほうがいいよね。」といって、さっと席を立ってくれた。こちらも「ありがとうございます。」と笑顔で言えて、双方満足。 で、てんぷら定食。その時はおいしかったけれど、後ですごく胃にもたれた。もう若くない(-^-)
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