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2006年10月13日(金) ここにもお財布忘れたサザエさん

某所で非常勤先でお財布忘れたお方のお話を読んだが、財布忘れて非常勤に行ってしまった人がここにも一人。ここ1ヶ月ほど下痢と帯状疱疹とで二箇所も受診するほど体力が低下中なので、非常勤先に行くのにいつもの仕事かばんじゃ重いからと、詰め替えたのが運のつき。なぜだかお財布だけ忘れてしまった様子。キーケースを忘れると締め出されてしまうので家を出るときにこれと携帯電話は確認済み。
非常勤先Bに行くには、うちのすぐ近くの停留所から路線バスで駅に出てそこから電車にのり、降車駅から徒歩15分か100円のコミュニティバスというルートなのだが、お財布がないことに気づいたのはバスが目の前に来てから。なんだか今日は朝から道路が混んでいて、これを逃すと遅刻してしまう!というぎりぎりのバスなので、ままよ、とバスに乗ってしまう。
キーケースの中にはいつも千円札を忍ばせていて、たまにうっかり使い込んでしまうことがあるのだが、今回も果たして紙幣は入っていなかった。その代わり往生際悪く(幸い?)、500円玉がひとつ入っていた。あのー、使ったら補充しておいてくださいね>過去の私。
とりあえずこれで片道はOK。ほっと胸をなでおろして車上の人に。

さて、帰りはどうしよう。専任の人に借りるか事務の人に借りるか。

授業が終わって講師控え室に行き、いつもよくしてくれる事務員さんに
「○○さん、おかね、かして」
「いくら?」
「500円でいいんだけど」
「あら、お財布忘れちゃったの?」

じゃあ千円貸してあげるといいながら奥へ行き、お買い物とかもしたいでしょと二千円貸してくれた。ありがたや。
そのやり取りをしているところにちょうど専任の人が来て、じゃあお茶でも飲みましょうか、ということで学内のカフェに行きがてら顛末を話すと、「おごりますよ。好きなもの頼んでください。ケーキも頼んでいいですよ」と言ってくれたので、ありがたくバナナマフィンとキャラメルラテなどを恵んでいただいた。

家に帰って夫にその話をすると、しばらくして名案を思いついたようにこう言った。

「これからはさ、500円じゃなくて千円入れときなよ(^0^)」


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