WELLA
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2006年06月05日(月) 緊急自動車発動

ご存知のように(笑)、私の住んでいるマンションは消防署から徒歩3分。家の前を通る幹線道路をはさんで斜め前にある。
昨夜半頃、「ぐしゃ」と鉄がぶつかるような鈍い音がしたような気がした。急ブレーキ音も聞こえないので、事故とは思わずそのままやりすごしていた。あまりに部屋が蒸し暑いので窓を開けに行った夫が、「消防車がずいぶんのんびりしている」と言っている。点滅灯をまたたかせながら信号待ちしてるというのである。「へぇ〜」などと聞き流していたら、「あ、家の前で事故なんだ」と夫の声。
ベランダに出て本格的に道路を見ると、うちの前の横断歩道の脇に、3車線道路の2車線をふさぐ形で横断歩道と平行に(ゼブラゾーンと垂直に)ワンボックスカーが止まっていた。そういえばさっきサイレンの音がしたが数秒でやんだような気がしたのは、出動したとたんに現場到着したからか。実に出動距離100メートル。
あとから、そういえばそういえばと思い当たることが続々と出てくる。物見高く見に行くほどの衝撃ではなかったものの、衝突音とかサイレン音とかがどのように聞こえたかというのは案外覚えているものだ。おかしいな?と思うがそのままやりすごしてしまうことって、あるものだと感心した。
負傷者はすでに救急車に収容されたらしくしばらくして出て行った。警察と消防とで手分けしててきぱきと現場の交通整理と現場検証と後片付けをやっていた。いつもながら大変なお仕事である。幹線道路は夜半に入って大型トレーラーなどの通行が多くなってくる。一時的にこちら側は1車線、反対車線は2車線になってしまっているので、事故現場近くになってからの車線変更で混乱しているが、それでも警察の交通整理のおかげで、さらに事故が起きるような事態にはならないのだな。
当然のことながら朝は何事もなく車は走っていて、夜中の彼らの尽力に思いを馳せる。


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