WELLA
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2006年03月10日(金) 郡山

夫が郡山で仕事だというので、夕方から合流して2泊3日の旅行にする。同じ時間に家を出て、大宮から新幹線に乗ってあっという間に到着。こんなに近いんだ。新幹線は自由席にしたが、広く浅く埋まっている状態。席は3列、2列となっていて私たちは運よく3列席のうち2人分に並んで座ることができた。後から乗ってきた乳飲み子を背負って幼児を連れた若いお母さんがいて、2列席の通路側に幼児を座らせて、自分は通路に座り込んでしまった。隣の3列席は真ん中があいていたので、通路側の男性が幼児と席を替わって3列席の2人分の席を空けた。彼らが席を移ると残っていた(移られた)窓際の人も席を譲ったので3列席を占有することができた。2人の男性が席を譲った結果オーライだが、今回のように空いているとはいえない時間帯に(この部分060322追記)、幼児と乳飲み子を抱えて自由席に乗ってくるというのは、なんだか無防備だなーと思う。
駅前から夫は仕事先に行くので、一足先にビジネスホテルにチェックイン。ベッドに転がって持ってきた本を読んだり、仕事を少ししたりで極楽。ホテルには大浴場が1つあって男女時間差で使えるらしい。夕方夫が戻ってきて近くの回転寿司で簡単に食事を済ませる。案内のおにいちゃんの言葉が微妙に訛っていて戸惑う。北陸から戻ってきて以来、おすし屋さんは回るところも回らないところもほとんど行かないので楽しかった。二人で3000円足らず。
帰りに翌日の駅行きのバス時刻をチェックして、コンビニでアイスを買ってホテルに戻る。コンビニはファミマだったが、調味料やお豆腐、お漬物、生卵、と惣菜類が充実していた。大浴場の女性用の時間が始まるのを待って早速入る。私一人で気持ちいい。

テレビをつけると福島智氏を主人公とした2時間ドラマをやっていた。原作は妻の光成沢美さんである。福島氏は指点字で知られる盲ろう者の研究者である。今は東京大学にいるが、私が北陸にいた頃は金沢大学の助教授をしていて、テレビで何回かインタビューを見たことがあるし、空港でご夫妻を見かけたこともある。中村梅雀が福島氏の役を話し方などそっくりで怪演。しばらく見ていたが、見ているのが苦しくなってやめてしまった。大家族モノを見てしまう。こちらも別の意味で苦しい。

光成 沢美 「指先で紡ぐ愛―グチもケンカもトキメキも」
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