WELLA DiaryINDEX|past|will
夫は自分の学生の卒論だの修論だの就職だの入試だので忙殺されていて、お昼を食べに出る時間もなさそう。一方私は春休みで時間に余裕がある。そこで、お弁当を作ってみた。存外好評。自分の分も用意すれば一石二鳥。 片付けは下手なくせに収納は大好きで(わかるかな、この微妙なニュアンス)収納用品も大好き。お弁当も内部をちまちま仕切って入れると楽しい楽しい。デパートに行ったら4つのレンジ可能お弁当箱が入れ子で色はグラデーションのお弁当箱があったので、即買い。ますますお弁当作りに拍車がかかる。 数日作ったら息切れしてきたので、お弁当の作り方の載っている本を買うことにした。考えてみたら私の母は、遠足の前の日に現金を渡してこれで好きなパンでも買ってきなさいという人だったので、お弁当の記憶がほとんどない。さすがに幼稚園と小学校の低学年までの給食以外のときは手作りのお弁当だったはずだが、お弁当箱の記憶しかない。高校のときは、学校の近所のパンかおにぎりか学食。じゃあ基本のきから本で勉強するかと思っていくつか検索してみた。んまー出るわ出るわ。動物の顔やキャラクターものの細工をするお弁当から短時間で作れるのが売りの本まで。手の込んだものは作りたくないが、前の日の残り物ばかりというのもつまらない。いくつか候補を見て小林カツ代の「お弁当決まった!」という本にした。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406208872X/249-7557136-8336329 前の残り物を使わない、作りおきしない、装飾に走らない、「さめてもおいしい」ではなく「さめてこそおいしい」お弁当を作るというコンセプト。前の日の残り物を使わないというのは、1日3食のうち2食同じじゃつまらないでしょ、ということらしい。なるほど。 さらに普通お弁当のレシピは1人前の分量で書いてあるが、これは2人前で書いてある。1つ作るのも2つ作るのも手間は同じなので、家族に1つ持たせたらもう1つは自分のお昼ご飯にしましょう、というもの。もちろん二人がそれぞれお弁当を持っていってもいいのだが、要は時間が経ったお弁当を作り手も食べてみましょうということらしい。なるほど。 そのほかにも、「冷えて固くならないように塩鮭はゆでる」とか「盛り付けに使う菜ばしは先端を水でぬらしながら使うとご飯などがくっつかない」とか作り方にさまざまな工夫がしてあって、目からうろこが落ちる思い。なるほど。 さすが支持率が高いだけのことはある。なるほど。
|