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仕事が休みなので、友人と前々から楽しみにしていたランチ。はじめは二子玉川あたりのこじゃれたランチを考えていたのだが、その友人とゆっくりランチというのはめったにないチャンスなので、銀座のフランス料理を張り込む。予約したら前日に確認の電話が来た。ほほー。 それにしても、何を着ていくのか迷う。この時期のものは仕事用のスーツしかない。あとはいきなり普段着で、ちょっとおめかししたよそ行きって持ってないのね。考えてみたらバッグもない。いつの間にこんな生活になってしまったのか。結局、オフタートルのプルオーバーに、黒い長めのスカート。靴は新品だからまあいいや。 最近、体内時計が狂っているようで、間に合うように家を出たはずなのに、最寄り駅に着いた時点で遅刻決定。当社比1.2ぐらいのテンポで動いているらしい。友人は午前中1件仕事を片付けてきたとかで、仕事用のスーツで現れた。やられた。 恭しく通されたレストランの客は見事に女性ばかり。いいのか、こんなことで。豪華な雰囲気の中で、何人ものウェイターにかしずかれながら食事して、2時間半経過。普段の金曜日の私の食事といえば、大学近くの駅前で調達するパン類を230円分、家から持っていくプチトマトと水筒のお茶を20分で食べるのである。何たる差。これもあれも一食には違いない。 友人は銀ブラもせずにインフルエンザの予防接種の為に一目散に帰っていった。私は少しお店を見て、天気がいいので日比谷公園でバラを見て帰路に。予約してあった最寄駅近くの無口で腕のいい美容院へ。ランチの後美容院。正しいマダム道である。 先日夫もこの美容院に送り込んだのを美容師さんが覚えていて、紹介者ということで料金を少し割り引いてくれた。美容師さんは人見知りが激しいそうなのだが、夫を紹介したせいで私との関係が次のステージに入ったのか、どうもその人見知り期間が終わってしまったらしい。夫を紹介されたのがとてもうれしかったらしくやたらと話を向けてくる。 「わたし、れいこなさん(仮称)のこと、ずっと独身貴族だと思ってたんですよ〜」「主婦だったんですね〜」「生活感ありませんよね〜」「独身貴族だってよく言われませんか〜?」 いや、独身に見られることはよくありますが、貴族だと思われたことはありません。
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