WELLA
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2005年03月10日(木) デキャンティングポアラー

月にかわってお仕置きよ、は美少女仮面ポワトリン(…じゃなかった、それはセーラームーンで、ポワトリンは「「たとえ○○が許しても、この美少女仮面ポワトリンが許しません!」だった。)
ところで「ポ」しかあってないが、なぜかポワトリンを思い出してしまう名称、デキャンティングポアラー(decanting pourer) である。ワインをデキャンタに移し変えることをフランス語だとデキャンタシオン(decantation)とかデキャンタージュ(decantage)とかいうのだが、英語だとデキャンティング(decanting)になるらしい。で、このデキャンティングポアラーをこの間ネット通販で購入した。なんとわかりやすい名前か。注ぎ口にかませるだけで、デキャンタに移し変えることなく、空気に触れて香りが開くまで数十分待つ必要なく、いきなりボトルから注ぐだけでデキャンティングした状態で飲めるというものである。
ワインの口から液だれするのがいやだなーと前々から思っていて、以前ノルウェーで見かけた注ぎ口にかますものを探していたのだが、偶然このデキャンティングポアラーを発見。これは砂時計のように途中が細くなっていて、その部分を通ると一瞬流れが速くなって空気を引き込み味がまろやかになり、その効果は千円のワインが2千円の味に!と書いてある。デザインはデンマーク製でおしゃれだし、注ぎ口も鋭角的にカットされていて注ぎやすそう。さっそく4千円近く出して購入。これで効果がなかったら(1+4)千円出して単なる安ワインを買ったことになる。元が取れるかとれないかどきどきしてくるじょ。
というわけで仕事帰りの夫に頼んで7-11で赤ワインを買ってきてもらった。くしくも千円。さっそくあけて飲んでみるとえぐいというか渋いというか「あー千円!」という感じ。次にデキャンティングポアラーをかまして別のグラスに注いでみると、管の途中が細くなっているだけあって、ぴろぴろぴろぴろ細く液体が流れ出てきた。若干泡立ち気味に注がれたワインを一口飲んでみると、おおおおっっ味が違いますよ、奥さん。この味が2千円かどうかはわからないが、確かにまろやかに飲みやすくなった。気のせいかと思ってもともとついであったものを飲むとやっぱりさっきの味。ネットでいろいろ評判を見てみると、押しなべて好評。中には本来の香りがうしなわれ云々、というワインに精通した人の意見もあったが、われわれは別にワイン通でも何でもないので、気まぐれにコンビニで買った安いワインが口当たりよく飲めれば、全然OK。これならデキャンタもそれをおく場所も必要ないし、手軽だし、デザインもいいし、早晩元はとれるでしょう。

参考サイト:WAC(◆デキャンティングポアラー)
ワインが注がれる様子がアニメgifで。
http://www.wineac.co.jp/shopping/decanta/decantpour.html


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