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一日家にいたので、だらだらテレビをつけていたら、夕方の情報番組のゲストでトシちゃんが出ていて、あらあらと思っていたらゴールデンタイムのバラエティにもトシちゃんが出ていた。なんかのイベントをやるので話題づくりのために出してもらっているらしい。いつも思うのだが、「アノ人は今」的なタレントが久しぶりにテレビに出てくると、「そういえば本を出されたんですよね」とか「そういえばコンサートをなさるんですよね」とかコーナーの終わりでミエミエの宣伝をするのだが、こういうのってやっぱりタレント事務所の方でお金積んだりして出番作ってもらうんでしょうかね。 で、トシちゃんである。もともと私はファンでもなんでもないのだが、久しぶりに見るトシちゃんは、その年齢にしてはすっきりした体型を保っていて、ゴールデン番組の方では相変わらず足を上げたりくにゃくにゃ踊ったりしながら昔の歌をメドレーで歌った。興味がないといいつつやはり全部一緒に歌えてしまうのである。さすがザ・ベス○テン世代。全部歌えてしまう。それなりに楽しんでさらに、ザ・ベス○テンやアイドル水泳大会、金○先生の懐かしい画像が流れると食い入るように見てしまう。昔の映像を見ながら一瞬、トシちゃんかっこいいじゃないと思ったのだが、冷静になってみると、今日の私は別にトシちゃんに胸ときめかしていたのではなく、自分が青臭かったときの感覚を思い出して一人甘酸っぱくなっていたようである。 現代に生きるトシちゃんは、悲しいかなもうすでに今のテレビの人ではない。ボケもツッコミも新曲を歌っても、すべてが古臭い感じで、アイタタタな感じなのである。「アノ人は今」的にゲストとして迎えられる昔懐かしいトップアイドルよりも、グループでセット売りでありながらしぶとく今のテレビ界に生き残ったヤ○クンの方が余裕しゃくしゃくに見えたのは皮肉なことである。
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