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この間のカラオケオフの前座で食事をしていたとき、ぴよたさんがガス入りミネラルウォーターを頼んでいるのを見て、ふと「炭酸水ってガラス窓磨くのにいいんですって。気が抜けててもいいらしいのよね。」と、つぶやくように言うと、「れいこなさんたら、最近そんなことばっかり言って…」とぴよたさんがそっと袖口で涙をぬぐった。 そういえばここ数日、何かとこれはアルカリ性酸性どっちだろうとか、このボトルは何に使えるだろうか、とか、あらーこれって塩素系なのね、とかそんなことばっかり考えている。 こう見えても私は小学校4年生の時は化学クラブに所属し、そこで培った木炭作りなどを同級生達に教えたりもしたのだが、あいにくそれ以上化学の勉強はしなかったので、リトマス試験紙が青くなったり赤くなったりするぐらいしかわからない。ところで、おしゃれに掃除しようと思ってこの間買ってきたガラス製霧吹きだが、透明なガラス製霧吹きの中身がだんだん青い液体になってきた。これってつまり酸化銅が酢でとけたってことっすかね。これって本体はガラスだけど、霧を吹くメカの部分は金属製、これがどうも酢と反応しているようなのである。 こう見えても私は中学校の時に七宝焼きクラブに入っていた。七宝焼きというのは、粉末にした色ガラスに水を含ませて絵の具のようにして銅板などの台に載せ、それを高温で熱すのである。このとき、銅板の表面の酸化した部分や皮脂などの汚れを取るために酢酸につけて、さらに表面をサンドペーパーで傷つけてガラス釉薬を載せ易くするのだが、このとき銅板をいれた酢酸液はどんどん青くなっていったのである。そう、ちょうど今私の目の前にあるガラス製霧吹きの中身の青い液体のように…。酸化銅が溶けただけならいいけど、霧吹き本体のメカの部分が酢で溶けてるのだと困るなー。 それにしても、小学校といい中学校といいけったいなクラブにはいっていたものである。 で、炭酸水である。 炭酸水というのは、二酸化炭素を水に溶かしたもの。二酸化炭素をぎゅっ圧縮するとドライアイスである。ということはドライアイスを水にいれてぶくぶくと妖しい白い気体を放出させて残った水は二酸化炭素が溶けた水、つまり気の抜けた炭酸水となるはずだ。というわけで今、生協で届いた冷凍食品の保冷材になっていたドライアイスを水に溶かし中。 きゃー魔女みたいー。
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