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おフランスでは、大晦日ではなく春に大掃除するそうざます。 考えてみれば日も長くなるし、あったかいし、そっちのほうが合理的ですな。油汚れも取れやすいし。脂っこいものを食べなかった江戸時代以前の風習をひきずって、何も年末に凍えながらすることもないですな。ていうか、大掃除というのは、畳の裏とかタンスの裏とか天井裏とか普段手の届かない裏の部分をえいやっとやっつけるのが大掃除であって、手の届くところは普段から掃き清めていおかなければいけないんざますが、ええ。 というわけで、つっぱることがおとこーの、たったららら、たらららら、行ってみたいと思いませんかー♪と歌いながらついにクローゼットの中に突入。リサイクルにだせそうなモノを見繕い、不要品を処分し…はっわたしはなんでこの歌を?? ツッパリ棒とツッパリ棚をクローゼットにセットしたのでございます(-"-)。 で、ちょっと横になるつもりがまた昼寝してしまう。けっこう具体的な夢である。夢の話ここから。 私と夫はアメリカに住んでいるらしいのだが、いわゆる「宗門台帳」を作るために、地域ごとに住民が自分の宗教を申告しなければならなくなり、コミュニティセンターのようなところにある申告会場に出向くのである。多分2~3日前に読んだ「フランスの学校で特定の宗教をあらわす服装や装身具(イスラム教のスカーフ、ユダヤ教の小さい帽子、キリスト教の十字架など)禁止」という記事が元になっているようだ。イスラムやユダヤのようにきちんと決まった信仰を持っている人々はそのまますんなり通るのだが、一番厄介なのは私たちのような特定の信仰を持たない無宗教の人間であり、なぜ無宗教であるのかという理由を示さなければならない。合理的な理由がない場合は、デフォルトでキリスト教徒にならなければならない。このあたりは戦後日本に進駐軍がもたらしたキリスト教化政策が頭の隅にあったらしいが、これは現大統領であるブッシュの意向であり、申告会場ではブッシュ自らが質問することになっている。夫と私が無宗教であることの説明をするための資料などを持って会場に出向くと、申告を済ませた人々が向こうから歩いてくるのだが、みんな白い裾の長い衣を着て、さらにその上にイスラム教徒はピンク、ユダヤ教は黄色というように一目で見てわかる布をつけている。ベンチに座っていると、尋問のために向こうからブッシュがやってくる。そしてなぜか友人のチャールズ皇太子が質問の手助けをするといって、夫はチャールズ皇太子の質問を受けていた。夫は職業柄無宗教であるというような話の展開をしていて、仕事の内容を突っ込まれたりしていた。今日は仕事の話をするつもりはなかったので資料はありません、というと係の人が(なぜか日本人女性)、他の人がこの資料を使って話したんですが一部コンピュータの話がでているのでよかったら使ってください、などと言いながら資料を差し出し、夫は「というように、このようなもの(コンピュータ)はどこでも使われているということなんです。」などと開き直っていた。次は私の番…というところで夫が本当に電話を使い始めたので目がさめた。 夢の話ここまで。 久々にリアルな夢を見て疲れる。それにしてもブッシュとチャールズっていったい…。二人とも終わってるような。ブッシュは終わらないのかな。JFKがなってもどうかと思うけれど…。夢からさめて今更チューリップの球根を植える。冬の間は寒くて土を触る気がしなかったら芽が出てきてしまった。今からで大丈夫か(どきどき)。
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