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2004年01月31日(土) 江戸の敵を長崎で…

ここ数日、お仲間の日記のキャッチアップが遅れている。
みんみんさんの日記を昨日読んだら、ジャン・ヌーベルの展覧会に行ったという記述が出ていた。ここ最近夫は彼の作品に興味があって、著書や写真集を買ったりしているので、慌ててWebで調べてみるともう会期は過ぎていた。なんで富山在住の人が行って、ほんの30分でいける私達が行きそびれるかねぇ、などと嘆くが、それはアンテナの感度の差に他ならない。
で、江戸の敵を長崎で討つようなものだが、代わりに渋谷の棟方志功展へ。代々木公園から青テントの数に圧倒されながらNHKを抜けて渋谷方面へ歩く。途中のうどん屋さんでお昼を食べる。ここは収録スタジオが近くにあるせいか芸能人の出入りが多いらしく、歌手のポスターや、番組のポスターが局を問わずべたべたと貼ってあった。その後Bunkamuraへ。道路も込んでいたが、会場も込んでいる。会場に入るなり黒山の人だかりと人いきれに圧倒される。版画は油絵や彫刻などと違って効率よく展示できるので、展示物が多く人がなかなか流れない。途中のソファではぐったりしている人や深く眠り込んでいる人もいる。展示は、前期(21〜41才)、中期(41才〜)、後期(晩年)に分かれている。中期の力みなぎる迫力のある作品もいいが、私は晩年近くの穏やかな作風や、墨だけで仕上げられたモノクロの作品の方が好みのような気がする。
見終わってからお茶を飲んで、途中でケーキを買って帰宅。家に帰ってテレビをつけると、見覚えのあるうどん屋とおばちゃんの顔が…。やっぱり芸能人がたくさんくる店らしい。おばちゃんが得意げに「タクヤくんも良く来るわよ〜」とか言っていた。


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