WELLA
DiaryINDEXpastwill


2004年01月28日(水) 「メールを流す」

評価票を提出する。
共同担当者と採点のすりあわせをして、評価をつけてコピーをとって提出して、これがすめばとりあえず今期は放免…と思っていたら、後からポカ発見。慌てて共同担当者の姿を探すが構内には見当たらず。とりあえず電話してくれるようにメールしておく。夜別件で打ち合わせ。またサービス残業的に仕事が増えた。夜帰宅して、昼間のポカの件を電話で相談して、訂正の手続きをすることに。話の終わりに「じゃあ、また詳しいことはメール流しときます」といわれて、むむむ?と思いながら電話を切る。
「メールを流す」か。ガラス瓶に入った手紙が波間を漂っている情景が浮かんできた。ボトルメール(http://www.bottlemail.jp/)か?「メールを送信します」と言って欲しいとまではさすがに要求しないが、なんで「メール送ります」とか「メールします」じゃいけないんだろう。MLに投稿することを「メールを流す」という人はいそうなので、そっちの影響だろうか。なんとなく宛先にきちんと届かないような印象を持ってしまう。この人は他にも私が使わない言い回しを使うことがあり、そのたびに違和感の海に放り出された気分になる。この間は「Webを突っつけばすぐわかるし」と言っていた。多分「情報を得る」とか「調べる」という意味で使っていると思われる。クリックする=つっつくということなんだろうか。何のためにわざわざ別の言い回しを使うのか、それともその人の属するコミュニティではそれが公式用語なのか、不思議なことである。
私自身は、あまりその手の言葉を使う趣味はない。特にコンピュータ用語に関しては、元の意味がわからなくなるような略語は使わないように気をつけている。それらの言葉を省略したりすることによって、どれだけ時間の倹約になるかは疑問だし、略語を使うことによって仲間意識を持つというならそんな仲間は欲しくない(強気)。ところで、googleで検索することを「ぐぐる」という動詞で使う人が増えてきた。そのうち語源の意味が薄れ、googleに限らずネットのサーチエンジンで検索することを、押しなべて「ぐぐる」と言うようになるのでは…と思っている。しかしそれはおかしなことではなくなるのかも知れない。早晩Yahoo以外にも、自社のサーチエンジンにgoogleを組み込むケースが増えていくだろうから、サーチエンジン=googleとなる日も遠くない気がする。


れいこな |MAILBBS