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ハレの気配はなくひたすら夫婦背を向けあってPCに向かう連休。珍しく奥様向け朝の情報番組などをつけると、ロボコップ高見盛の特集。そのまま見ているとミネリュウタが出てきた。あるときは元・石原軍団、あるときは林家三平一家の娘婿、あるときは和田アキ子の腰ぎんちゃくとして、虎の威を借る狐ポジションで息の長い芸能活動を続けている。 画面は次の話題へと移り、退院後初仕事として新作映画封切の舞台挨拶に立ついかりや長介。絶妙な話術で観客をひきつける。ミネリュウタのコメント:「いかりやさん、おしゃれですよね。最近、なんか好感持てるようになって来ましたよ。」じゃあ今までは反感をもっていたのか、ミネリュウタ。それほどいかりや長介が許せなかったのか、ミネリュウタ。 画面は再び高見盛の特集に戻り、取り組みで勝ったあとの表情がいい、とスタジオで盛り上がる。そこでまたミネリュウタが一言。「あの泣いたような顔がいいんですよね、最近の相撲ってなんか生意気なのが多いじゃないですか。」「そうそう、貴乃花なんて勝つと目をむくしね。」あれで生意気なら、先輩力士をぐっとにらみつけてウルフと呼ばれていたころの千代の富士なんて、ミネリュウタ様からしてみると市中ヒキマワシノウエゴクモンハリツケだろうか? 回転寿司や家での焼肉にささやかな喜びをかみしめる庶民派代表のような顔をしてお茶の間に入り込んでくるミネリュウタ。神楽坂の一等地の、顔の大きさほどもある表札に太々と筆文字で「峰竜太」と書いてある純和風大豪邸に住んでるのは割と有名な話である。
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