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2003年01月21日(火) 捨てる神あれば拾う神アリ

職安出頭日。実は浮世の義理からとりあえず3月末までの契約で働くことになったので、今日で求職活動は終わり。明日からは人材派遣会社の派遣社員さんである。私は自己都合退職なので、申請してから3ヶ月間は待機期間としてまったく支給されず(自己都合退職の転職組などは大抵この間に決まってしまうので、そうしてあるのだと思う)、しかも退職してすぐ旅行で不在だったり、夏の暑さに負けて手続きに行くのを先延ばしにしていたりしたので、やっと支給されたばかりなのに泣く泣くその権利を手放すことになったのだ。なぜ泣く泣くなのかというと、実をいうと、私の場合、支給期間内は働かないほうが高収入だったりする。支給額の日給にあたる基本手当というのは、退職直前の何ヶ月かの月給をベースに算出するので、同じ年収でも「月給+ボーナス支給」より年俸制の方が1ヶ月あたりの支給額は多くなる。私もその恩恵をこうむって左団扇の3ヶ月を過ごすつもりが…!!しかも週一日働いているので、その分は支給期間の最後に後回しになるので結局受け取れないし、なんだかいいことないなぁとブルーになっていたのだった。
今日、最後の申告用紙を手に職安へ。相変わらず熱気むんむんで居たたまれない気分。やっぱりここにいるより、働く口があるんだから文句いわずいわずに働こう、と思って手続きを待っていると、窓口に呼ばれた。支給期間内に就職が決まった場合、再就職手続きというのを踏まないと、最後の分の支給も受けられないのだそう。ひ〜。じゃあ私のすずめの涙のような最後の分もあわや…とますますブルーになってしまった。しかしおとなしく説明を聞いていると、所定の用紙に再就職先の証明をもらって出すと、私の場合支給日数が2/3残っているので、再就職手当てというのが残りの支給日数の1/3もらえるのだそうだ。これがいわゆる「就職お祝い金」といわれていたものだな。なんだ悪いことばかりじゃないな、とちょっと気分が晴れる。しかし再就職証明書などと聞くとちょっとものものしくて不安。果たして人材派遣会社に登録だけでも、証明してもらえるのだろうか。ちょっと心に暗雲が広がってきた。もしもらえなかったら、座り込みでもする所存である。続報を待て。


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