WELLA
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2002年01月27日(日) ワッシャーじょー。

待望のちゃぶ台が届いた。
配送希望時間は土曜日の9時〜14時。さすがにその前には起きようと、休日の朝の惰眠を貪っていると、マンション入り口のチャイムが鳴った。ぉい(-"-)。時計の針はやっと8時を回ったところである。インタフォンの受話器に応答して、受話器を置いて、パジャマを脱いでそこらへんに落ちてるものを着ていると(つまり前日のカッコだわね)、再びチャイムが鳴った。あらま早いわ、と思って再度出ると、まだマンションの入り口にいて「すいません、ドア開けてください(泣)」。
ふーっ。やっと気付いて、ロック解除ボタンを押す。はんこを持って待機して、今度こそ玄関のチャイムが鳴る。名前は知っているが普段利用したことのない「動く+ing(仮名)」という宅配業者である。確か隣の家が引越しの時ここを使ってたよなー、などと思いながらボーっとしていると、「朝早くすみませんね」と言いながら伝票を差し出す業者。ほんとだよ、と思いながらはんこを押して機械的に「ごくろうさま」といって業者を見送る。寝ていたのは一目瞭然の行動である。そのままぐずぐずと布団に戻り、うだうだうだーっと起き出したのが9時すぎ。
さて、ちゃぶ台である。
朝食の支度をしている間、夫にちゃぶ台の梱包を解いて組み立てをしてもらっていると、作業を中断して「ワッシャーが入ってない」とこちらにやってくる。ワッシャーとはいかにも取りこぼしそうな部品である。とりあえず夫はこの手の組み立て製品が届くと、中身の確認をせずに始めてしまい、いつぞやも私が解体して部品も別に袋に入れておいたものを再組み立てする際に「部品が入っていない」といいはった前科があるので、初めは「またまたー」などと言っていたのだが、説明書には記載されているものの、そこらを見ても梱包材をひっくり返してみても見つからない。10時になるのを待って買った店に電話をかける。現品限りの品なので、解体+梱包の過程で見落としたのだろう。
電話をかけて「今日配送された丸テーブルを組み立てようとしたら、ワッシャーがはいっていない」という。即座に「申し訳ありません。早速確認しますので折り返しこちらからお電話します」との答え。しばらくすると、「担当者」と名乗る人から電話がかかってきた。送付状に担当者として名前がある人なので、話が早いと思って話を聞くと「テーブルの裏にあるばねは初めからセットされていまして、金具に引っ掛けるようになってるんですが」などと、全然とんちんかんな話が始まった。
「…あの、どうしてバネの話が出てくるのかわからないんですが」と話をさえぎると、「バネが入っていない、というお話ではないんですか?」と聞き返してくる。「そうじゃなくて、ワッシャーが入っていないんです」というと、「あ、そうですか。失礼しました。」というので、電話を受けた人が勘違いをしたのだと思ってそのまま話を聞いていると「それで、そのバネが…」とまたバネの話になる。夫が脇でワッシャーが何かわかってないんじゃないか?という。確かに。そこでカチッと私の中のスイッチが入り、「お手元に説明書お持ちですか?お持ちですね。そしたら向かって右側にテーブルの完成図があってその左側の一番上に、穴にネジを差し込む絵が書いてありますよね」と描写を始める。「はい、あります」というので「その、ネジと穴の間にわっかがありますよね」「はい…」「そのわっかがないんです。」というと「あー、わっかですか」と合点が行った様子。早速送ってくれるという。「郵便で構いませんよ」とことさら「小さい部品」であることを強調してみる。それにしてもワッシャーがわからんかねぇ、わしゃー合点がいかんよ。


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