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木曜日に朝から職場でちょっとした騒ぎ。わが社は少人数のくせにかっこつけたがりなので、やたらと横文字の役職者がいるのだが、CFOが画面に向かいながら「COOからのメールが変じゃないか」と言い出した。それを聞いたCMOが「確かに開こうとすると開けなくて…、COOとCEOのメールが変だ」と首をかしげながらいう。再度CFOが「で、そのメールにリプライしようとするとできないし…」。「それウィルスじゃないですかっ!」と私。そこへ取引先から「おたくのCOOからのメール感染してますよ。もうあっちこっちに届いてます」との電話。開いちゃったCFO茫然。COOとCEOそれぞれ自宅からのプライベートアドレスの感染メールが次々に取引先に届いている模様。 部屋の一方でシステム部の数人が集まってがやがや。COOのメールが感染しているらしい話をすると「やっぱりね!」と納得。やっぱり今流行りのBT32らしい。慌ててウィルス情報とともにCOOとCEOからのメールは開かないようにとお触れを出す。脱力する社員。これだけセキュリティにセンシティブになって全社的に(っていっても数十人だけど)取り組んでいるさなかにCEO(しかもCIO兼任)とCOOが自宅でノーチェック、しかも取引先からのメールを未読のままほっといたわけだ。情報管理のかけらもないのだな。脱力。 朝立ち寄りだったCOOはその後何事もなかったように出社、外訪。出先から電話をよこし、「これから秋葉原行ってウイルスバスター買って、急いで家に帰ってウィルスメールを送ったであろう先に謝罪のメールを出さなきゃいけないから夕方の会議には出られない」と言ってきた。別に会議にでてこなくても困らないのでそのまま了承。ほんとに脱力することの多い今日この頃である。
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